リオオリンピックで中医学のカッピング.鍼灸など大活躍!

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こんにちは、李哲です。

今日は余談話。
リオオリンピックで面白いニュースを見ました。アメリカのスイミング選手、フェルプス。試合中にアメリカ人は彼の背中を見て、「なんとも言えないカッコイイ刺青だ!」と言ったら、中国人が見て笑ったそうです。刺青ではなくて、スイタマの跡だから。

1970年代にアメリカ大統領ニクソンが、中国で鍼麻酔の現場を見てビックリし、鍼灸の文化をアメリカに持って帰ったらアメリカで盛んになったのです。その後は、日本の鍼灸学校がめちゃくちゃ学費が高くなったそうです。学費が高いのは嫌だけど、重要視されるのは嬉しいことですね。

中医学のスイタマ、鍼灸がオリンピックでよく使われる理由。主に2つあると思います。

1つ目は、西洋医学の治療より効果的で副作用なし。
二つ目は、ドーピング問題。西洋医学の治療、特に鎮痛剤などはドーピング検査で引っかかりやすい。

おそらくこれから、スイタマ、鍼灸はどんどんスポーツ業界で広がるでしょう。

鍼灸、スイタマ、カッサなどは、スポーツでの疲れ.筋組織損傷.ねんざ痛などに、とても効果的です。たとえば日本の作家:芭蕉翁が旅に出かける前に、足の三里にお灸する。足の三里は疲れを取り、体力をつける重要なツボです。

ほかには捻挫、筋肉痛などにも効果的です。論より証拠、以下は私のスポーツ障害に関連する症例、参考になると幸いです。

以下はオリンピックでの写真集です。

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▲王者、アメリカの水泳選手:フェルプス。スイタマの跡が目たちすぎです。(笑)

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▲ アメリカの競泳選手:ナタリー・コーグリンがスイタマした跡。

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中国選手、鍼治療の光景

▲ リオオリンピック、シンクロナイズドスイミング二人組の銀メダル獲得者:中国の黄雪辰。ずっと針で、古いケガを治しているそうです。

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▲ リオオリンピックに参加した中国のテニス選手:彭帅。腰椎椎間板症の為に、鍼をしています。

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▲ 中国の選手:何姿。鍼灸を受ける姿。

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2012年ロンドン五輪で銅メダル獲得した、カナダのスノーボード選手:マークマクモリス。オリンピック中は、ずっと鍼灸でケガを治したそうです。

オリンピック中に、毎日鍼治療を受けるアメリカ選手

【画像は”搜狐体育”より引用】
▲2012年ロンドン五輪でリレー団体金メダル獲得者、アメリカ選手:ディーディー・トロッター。オリンピック2週間の間、毎日鍼灸をしていたそうです。

鍼治療を受ける女子バレーボール選手
鍼治療と推拿を受ける男子、女子バレーボール選手たち

【▲画像は、韩国排球队为避兴奋剂尝试中医理疗_体育频道_凤凰网より引用】

韓国側は西洋医学の治療を受けると、ドーピングの疑いが強まるので、あえて副作用なしで安全な鍼灸を選んだそうです。

(おわり)

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