こんにちは、李哲です。
簡単な症例を紹介します。
2023年10月24日(火)
患者さんは40代の女性。
最初は喉の不調はなかったです。ところで鍼を刺し終わった時、喉がイガイガして咳をしてました。
様子を見てましたが、収まりそうでなかったので鍼を追加しました。天突穴な一本だけ。
面白いのは鍼を刺して得気した瞬間、彼女は「もう治りました!」と言いました。喉の痰を治したのは一瞬だけ。念のために15分くらい置鍼しました。
彼女は「鍼ってすごい!」とつぶやいてましたが、天突穴に刺して得気すれば、ほかの鍼灸師でもできます。言い換えると、私がすごいのではなくて、ツボと経絡がすごい。人体の自己修復機能がすごいのです。
鍼で病気が治せる理由は、ちょうど経絡を調整して、体の自己修復機能を刺激しているからです。もっとも詳しいのは以下の記事を参考にしてください。
喉に絡む痰を治すとき、天突穴は治せる一つのツボ。ほかにも選択肢があります。たとえば列缺、照海、尺沢。具体的にどのツボを使うかは、その時の状態と鍼灸師の裁量によります。以下は尺沢穴で治した例、参考にしてください。
鍼は即効性に優れているので、多くの場合すぐ症状の改善が見られます。漢方薬はどうなのか?結論から言うと、鍼と同じ効果がある。ほぼ飲んだ瞬間に変わるのがわかります。
面白い例があるので、以下の記事を参考にしてください。私の母親が漢方薬を飲んで、すぐ喉の違和感が著しく改善した内容です。
あなたがコロナの後遺症であろうと、風邪・インフルエンザであろうと、喉の不調があれば鍼は治せます。上記の女性みたいに一瞬で治せるとは保証できませんが、少なくとも効果がわかるはず。続けて数回鍼をすれば完治できます。
(おわり)
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