
脳卒中を予防したいなら、脳卒中を実際に治した先生の話を聞くべき!
こんにちは、李哲です。
倪海厦(ニハイシャ)先生1の小論文を翻訳しました。
みんな恐れている脳卒中、その原因は何か?どう予防するべきか?などを臨床第一線で戦う先生が書いた小論文、参考になると幸いです。中国語本文のリンク先は、
脳卒中の原因は糖尿病・高血圧症だけではない
脳卒中は皆さんが怖がる病気ですが、中医学にとって脳卒中は予防できるもの。本当の原因が分かっているので。
先に一つ訂正したいのがあります。たくさんの人は糖尿病・高血圧だけ脳卒中.心臓病になると思いますが、これは間違い。誰でもこの病気にはなります。ただし、正しい認識があれば、私たちはこの病気にはなりません。
血管を守るもの、血管を破壊するもの
最初に一つの認識が必要です。
それは、どうすれば身体の血管を守るか?
- すべての自然な野菜、果物は血管を守ります。
- すべての病院の薬、ビタミン剤、アスピリンなどは血管の壁を壊す。
お酒が好きな人は要注意です。お酒を飲むと、血管が持続的な広がっている状態なので、心臓と血管にはよくないです。お酒以外にビタミン剤を飲めば、もっと病気になりやすくなります。
血圧を下げる薬で、血管が破裂しやすくなる
一般の人は血圧を下げる薬を飲めば、脳卒中の予防になると思いますが、これも間違い。
事実は逆です。
血圧を下げる薬は、飲めば飲むほど病気になりやすくなります。
原因は降血圧薬が利尿剤だからです。飲んだ後は、血管の中の必要な水分まで外に出る。だから、血管は水分が足りなくて弾力性がなくなり、もっと破裂しやすくなるのです。以下、一つの臨床例を見てください。
血をサラサラにする薬、アスピリンなどで脳の血管がもろくなる
アメリカの西洋医学は、「毎日1粒のアスピリンを飲めば、心臓病と脳卒中の予防になる」と話しますが、これも嘘だらけです。
アスピリンは「血液をサラサラにする薬」。脳血管が縮まって起きた頭痛には効きますが、その代価として脳の血管がもろくなる。長期的にアスピリン剤を使った人は、すごく皮下出血になりやすい(ちょっとぶつけても、あざだらけになる)のがその証です。
アメリカには、血をサラサラにする薬を反対する医者もいます。以下の漢方薬治療例で出ていますので、どうぞご覧ください。
脳卒中になる3ヶ月前の前兆
私は臨床で、以下の症状をまとめました。
あなたが高血圧であろうと糖尿病であろうと、以下の症状があったら気をつけてください。3ヶ月くらいで心臓病と脳卒中になるから。
- 原因不明の不眠症(離婚、喧嘩、子供の心配などは違う)
- 胸が苦しくて痛い
- 不規則な便通(時には下痢、時には便秘)
- 手足の指が時々痛くなる、しびれる
言い換えると、以上の症状を治してくれる先生は、あなたが心臓病と脳卒中になるのを防げる人です。
脳卒中を予防するため、6つの悪習慣を変えるべき
もし、あなたの先生が血圧と血糖値を下げる薬を処方し、ほかにもマルチビタミン剤を紹介して、「飲まないと○○○の恐れがある!」と言った場合、命惜しいんだったら早く逃げてください!
以下は心臓病と脳卒中になりやすい6つの悪習慣。
病気になりたい人はまねしてください。
- 他人の悪口が好き。いじめるのが好き。他人を穴に落として石を投げるのが好き。
- 毎日お酒をたくさん飲む。
- 毎日外食ばかりで夜ちゃんと寝ない。
- ファースト食品が好き。ポテトチップス、ピザなどの高カロリー食品を食べて、その後に一杯の濃いコーヒー(酸性飲料は血管が縮まる)。
- 運動は大嫌い。テレビの前に座っているのが好き。
- 覚せい剤が好き。
脳卒中にならない3種類の人
逆に、長寿したいなら、孫の孫まで見たいなら、以下の方法で自分を守ってください。
- 薄味の食事にする。素食が一番いいです。
たまに魚、肉など食べてもかまいません。お酒は控えめ。揚げ物・サラダ油はなるべく食べない。
100歳以上まで生きた女性のインタビューがあるので、どうぞご参考に。長生きした人のまとめは一番信頼できるものです。 - クヨクヨ悩まない、おおらかに過ごしてください。常に愉快な気持ちが大事。
「病は気から」と言いますが、これは本当のことです。以下の記事で詳しい説明しているので、どうぞご参考にしてください。 - 病院の薬・サプリメント、ビタミン剤からは遠く離れてください。コントロール性の薬(血糖値、血圧などを下げる薬)は使わない。
身体がつらくなったら、原因を探すべきです。
例えば血圧が上がったとき、なぜ上がったかを調べないで、ひたすら血圧を下げるのは危ない。こんな先生は、あなたの敵にすすめるべきです!
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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