寝汗は1週間で50%治り、手足も暖かくなってきた。仰向けでひどくなるめまいは、鍼すると消える。大承気湯を使わないと、便秘を治せない。

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こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例を翻訳しました。中国語本文のリンク先は、2010年07月15日跟診之診療日誌

「大承気湯」を使わないと、便秘を治せない

今日来た親子ふたりとも便秘症。
面白いのは処方箋まで同じ「大承気湯」でした。

この治療例を話すのは、今のたくさんの中医師が「大承気湯」を使ってないからです。中医師が在学中に教われるのは、「大黄と芒硝は強すぎるから、使ってはいけない。間違って使うと致命的になるかも知れないです。」

硬すぎて出ない便を出せる生薬:芒硝(ぼうしょう)

硬すぎて出ない便を出せる生薬:芒硝(ぼうしょう)

この間違った知識は、どれだけの学生さんを誤った道に導いたかも知れません。修正が必要です。

一般の温病派の中医師が、この2つの生薬を使わないから、簡単な便秘すら治せません。大腸がんは更に無理。患者さんと学生さんは本当にかわいそうです。

▼李哲の補足説明:「大承気湯」は便秘がある脳性麻痺も改善します。以下の治療例、どうぞご参考に。

脳腫瘍の患者:寝汗が1週間で50%治り、手足が暖かくなってきた

先週来たアメリカ人の若者。
脳腫瘍の患者です。

彼は今日再診察に来ました。

私「漢方薬を飲んで、寝汗はどうですか?」
彼「寝汗は50%消えました。体もだいぶ暖かくなったけど、両足はまだ冷たいです。

私は処方箋に生の硫黄と生のトリカブトを追加しました。

▼李哲の補足説明:トリカブトは3種類があり、毒性がそれぞれ違います。正しい加工法を使えば、毒性がある生薬は不治の病でも治せるのです。トリカブトの説明に関しては、以下の記事を参考にしてください。

彼が診療所を離れる前、私は同伴してきた彼の友人と握手したら、友人の手は暖かかったです。

私は研修にきた生徒さんたちに言いました。「みんな触ってみて、これが間接的な証拠です。患者さんは本当に病気であること。もし、手が暖かかったら、彼の脳腫瘍は治っています。」

このような寒熱の診断法は、陰陽の診断方法です。生徒さんたちは陰陽の診断方法のコツさえ掴めば、病気を治す実力は増えるはず。正しく診断するのも難しくありません。

私が皆さんに「研修に来て!」という目的はこれです。

▼李哲の補足説明:脳腫瘍の若者は、後続の治療内容があります。以下の記事、どうぞご覧ください。

めまい30年の患者さん、鍼したときはめまいが消える

先週来ためまいの人、今日来た再診察に来ました。彼女はまだめまいの症状がある。少しは良くなったけど。今日私は彼女に、鍼灸も併用することを薦めました。

彼女のめまい歴は、30年以上もあります。良くなったり悪くなったり、治ったことがない。この30年の間、彼女は数え切れないほどの医師に診てもらいました。でも、まだ治ってない。

▼李哲の補足説明:一つの常識を忘れないで下さい。病気の原因が分からないと、治療はできません。

今日私が刺したツボは、百会、前頂、足三里。

彼女は仰向けの時、めまいがひどくなるそうです。しかし、今日の針を刺したあとは、めまいが消えました。鍼の効果がどのくらい続くか、様子を見るつもりです。

処方箋には桂枝の量を増加。

彼女はまだ心臓の動悸がある。この水毒で起きるめまいは、一般的に治りが速いです。ただし、彼女は30年以上の病歴なので、すぐは解決できない。

▼李哲の補足説明:以下はめまいの鍼治療例、参考になると幸いです。

乳がん歴7~8年なのに、病院の生検・がん治療を受けてない患者

一人のアメリカ人女性、1958年生まれ。彼女が言うのは、「右乳房に腫瘍があって、もう7~8年くらい経っている。でも、生検はしてないです」

私「なぜ生検をしてないですか?」
彼女「生検してまた何が変わるんですか?乳がんだと知らないほうが遥かにマシです。」

▼李哲の補足説明:ほかの乳がん治療例を見てもわかりますが、乳がんは西洋医学の治療を受けないほうが長生きできます。

このアメリカ人女性は非常に賢くて、生検を拒否してきました。彼女は更年期に入っています。アメリカの西洋医学の先生はホルモン剤を出したけど、飲んではない。

私「なんで飲んでないですか?」
彼女「毒を飲むメリットが一つもない。だから、飲みません!」

私「あなたは非常に賢くて、知恵があります。たくさんの台湾の女性は、生検しに行きます。あなたは西洋医学が主流のアメリカにいるのに、西洋医学の影響を受けないで、今まで西洋医学の治療を受けてない。あなたの判断力に感服します。

乳癌は生検さえしてなければ、治療は簡単。
本当の乳がんは、一つの質問だけで分かります。
乳がんであろうと、ただの乳腺炎であろうと、私の処方箋はほぼ同じ。たくさんの強い生薬を使わなくて済むので、安全で効き目が速いです。」

▼李哲の補足説明:以下は生検が原因で、乳がんが悪化した臨床例。 皆さんは教訓を得て、生検をしないで下さい。

更年期障害を治す病院の薬は、女性ホルモン剤です。女性ホルモン剤の副作用は乳がん。製薬会社は医師を騙して、「女性ホルモン剤は骨粗しょう症の予防になる」と嘘をついています。そして、医師は患者を乳がんにさせる薬を処方している。

▼李哲の補足説明:日本では、低用量ピルは安全だと処方されるのが多いです。残念ながら、女性ホルモン剤は安全性に欠けています。乳がんと骨粗しょう症が最大の副作用。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します

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