こんにちは、李哲です。
足が湿っぽくて臭う、手足の水虫やかゆみに悩んでいませんか?
実は、抗生物質で白癬菌を殺すよりも簡単で効果的な治療法があります。それがミョウバン水です。この記事では、私がミョウバン水で水虫を治した体験談と、その作り方や中医学の視点をご紹介します。水虫に悩む方の役に立てれば幸いです。
ミョウバン水で足の水虫と臭いを治した私の症例
最近、左足の甲に水虫らしき症状が現れました。赤くてかゆく、掻くと浸出液が出て少し臭う状態。おそらく靴で蒸れたのが原因です。自然に治るかと放置しましたが改善せず、自分で解決することにしました。
思い出したのが、張仲景の「傷寒論」に記された「礬石湯、治脚気冲心...浸脚良。」(礬石=ミョウバン)。

早速スーパーで焼きミョウバンを購入し、その夜にミョウバン水を作って左足を浸してみました。忙しいので、食器洗いや歯磨きのついでに15分ほど浸すだけ。すると翌日、かゆみが落ち着き、赤みも引いてきました。2週間後にはかさぶたが取れ、ほぼ完治。かゆみも赤みも消え、快適になりました。
2018年6月の追記:
この治療から6年、水虫とは無縁の生活を送れています。
ミョウバン水が足の水虫に効く理由
西洋医学では「白癬菌を殺す」ために抗生物質を使うのが一般的ですが、中医学の考え方は異なります。菌の種類(A菌、B菌、C菌など)は関係なく、湿気を取り除くことが重要。生き物は水分が必要ですが、中医学では体に必要な水分を残しつつ、菌が生きるための湿気を奪います。つまり、菌を直接殺さず、環境を変えて自然に消滅させるのです。
この理論はがん治療にも応用されます。癌細胞を殺すのではなく、体内の環境を変えることで対処するのです(詳しくはニハイシャ先生の中医学が癌を治せる理由の論文を参照)。
ミョウバン水は湿気を取る効果があり、足の水虫や臭いの原因を根本から解決します。
ミョウバン水の作り方:簡単自己流レシピ
私の方法は自己流ですが、参考にしてください。
材料と手順
- スーパーの漬物コーナーで焼きミョウバン(30g程度)を購入。
- 2リットルの沸騰したお湯にミョウバンを入れ、溶けたら火を止める。
- 冷めたら、患部を15~30分浸す。
私の場合、左足の患部が狭かったのでこの量で十分でしたが、足が大きい方や水虫の範囲が広い方は、水とミョウバンの量を調整してください。患部がしっかり浸かるようにするのがポイントです。
※漢方薬は中華料理と同じで、厳密な量は気にしなくてOK。少し多めでも問題ありません。
注意点
- 毎日継続すると効果的。
- 浸した後は清潔なタオルで拭き、乾燥を保つ。
水虫以外の皮膚病にも効果的な治療法
水虫は軽い病気ですが、もっと重い皮膚病には鍼治療などが効果的です。私の症例記事もぜひご覧ください:
まとめ:ミョウバン水で水虫を簡単に治そう
ミョウバン水は手軽で効果抜群。私の体験では、2週間で足の水虫が治り、6年間再発していません。薬に頼らず自然に治したい方におすすめです。ぜひ試してみてください!
(おわり)
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