コーヒーとすい臓癌、肝臓がんの関連性。皆さんが見落としやすい一環。

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こんばんは、李哲です。

スタンフォード大学の博士、李宗恩中医師1の症例、長期喝咖啡容易導致肝癌胰臟癌?(11/30/2023発表)を翻訳しました。コーヒーのどこが膵臓がん、肝臓がんとつながりがあるのかを説明した内容、参考になると幸いです。


何年か前、ニハイシャ先生2はたくさんの臨床症例を観察して、長期的にコーヒーを飲むと肝臓癌と膵臓になることを発見しました。そして自分の学生とインターネットの皆さんに飲まないことを宣伝してました。

李哲の説明:
ニハイシャ先生は数々の症例で、コーヒーで膵臓がんになると書いています。信じるかどうかはあなた次第。以下は一つの症例、参考にして下さい。

余命6ヶ月の肺がん末期の患者、漢方薬で1年も生きている。すい臓がんを作り出すコーヒー、甘い物、ビタミン剤、西洋薬。

最近、ある学者さんたちは反対の意見を出しています。
コーヒーには肝臓癌と膵臓癌を誘発する成分がない。だから、ニハイシャ先生の言論は信憑性がない。」

なぜこのような分岐点があるのか?

科学的な精神で討論するために、私たちは先にどちも否定しません。
臨床医師が大量の症例を観察して得られた関連性、私たちは参考にする必要があります。また、たくさんの研究論文で、コーヒーと肝臓がんと膵臓癌の関連性が見つからないのもありえます。

李哲の説明:
以下はニハイシャ先生のもう一つの症例、コーヒーが膵臓がんと関連していると主張しています。参考にして下さい。

全身の関節が痛い・腫れが1週間で引いた患者。コーヒー・甘いもので危篤な膵臓がんになった患者。

それでは、コーヒーの成分から長期的にコーヒーを飲む行為、私たちはどの一環を見落としたでしょうか?

私達はコーヒーを毎日飲む人、もしくはコーヒーで生計を立てる人から分析します。例えばプロ級のコーヒー愛用者。コーヒー豆を焙煎する商人。毎日会社で皆さんのコーヒーを準備をする職員など。一環ずつ見ていくと、何かが見えて来ます。

コーヒーに非常にうるさい人は、「生のコーヒー豆を焙煎した後、2~3週間以内に使わないと特別な酸味が出る」と話します。一般人の味覚はここまで鋭くないので分かりません。でも、プロ級のコーヒー愛用者は一口飲んだだけで分かります。

生のコーヒー豆を焙煎すると、すぐ変質していく

この情報をヒントにして、コーヒー豆を焙煎する商人に聞きました。彼らが言うのは「生のコーヒー豆は焙煎した後すぐ変質が始まる。2~3週間後には明らかに変化が起きます。プロ級のコーヒー愛用者が飲んですぐ分かるだけではなくて、質が変わったので体に有害な物質が起きます。

貯蔵してる時間が長ければ長いほど、コーヒー豆の品質はひどくなる。もちろん、体への損害も強くなる。コーヒー豆が変質した後の酸味を隠すために、有害な化学物質を入れて焙煎する会社もあるけど、これは除きます。

みなさん考えてみましょう。
大多数の時、コーヒー豆は貯蓄するでしょう?
例えば、大手会社で毎日使われている休憩室へのコーヒー。専属が毎日コーヒー入れを準備していますが、会社は一括でたくさんのコーヒー豆を買って保存します。しかも、たくさんの時に購入するのは加工済みの磨いたコーヒー粉。あなたが毎日飲んでるコーヒーは、もしかして1年~2年前に焙煎したコーヒー豆かもしれません。

コーヒー専門店にも毎日大量のコーヒー豆が必要です。物流の管理は相当 めんどくさいので、お店近くに焙煎工場を設置して、毎日焙煎し終わったコーヒー豆をお店に運ぶことができません。

もっとすごいのは、南米のコーヒー産地では統一して焙煎までして、大量にいろんな地方に送ります。

あなたの自宅にあるコーヒー機械のコーヒー豆、いつ焙煎したものか分かりますか?もしカプセルに入れたコーヒー豆だったら、何年前に焙煎したものかもしれません。

言い換えると、ある人たちが飲むコーヒーは、実際はひどく変質したコーヒー

たまに飲むのは影響がないかもしれません。しかし、長期的に変質したコーヒーを飲むと、体調が悪くなるのは予測できます。

李哲の説明:
コーヒーが体に対する悪影響は、逆の実験でも分かります。つまり、コーヒーを止めるだけで、なにか体調の変化が現れるのか?以下は私の記事を見て、コーヒーを止めてみた方の実験記録。止めてよかったかどうかは、皆さんの判断にお任せします。

コーヒーを2週間止めただけで、体調がいろいろ良くなった証言。

このような課題は、興味がある研究員たちが研究を進めてほしいです。

1つは、コーヒーを飲む人たちの割合。例えば、焙煎してすぐ飲むのか?何日か経ってから飲むのか?の時間の割合。

もう1つは、長期的に保存したコーヒー豆が体への悪影響はどれだけあるのか?

同時に、以前の発表された論文を見直す必要があります。論文で証拠になっているコーヒー豆は、焙煎した何日~何週間経ったやつなのか?

ニハイシャ先生は大量の臨床症例から発見しました。たくさんの肝臓がんと膵臓癌の人は、長期的にコーヒーを飲む習慣がある。だから警告を出したのです。しかし、ニハイシャ先生には中の機序を研究する義務と責任がありません。

ある学者さん、教授たちは臨床の症例を見てない、今ある研究論文だけを根拠にして、実際に起きてる臨床医療を無視。全体のいろんな過程を考えないで、直接否定の結論を出すのは、科学的精神が欠けています。また、責任がない態度です。

これはまるで戦場でのことと同じ。

あなたは陸軍大学から卒業したばかりで、戦争に参加した事がない上司を信じますか?もしくは、戦場で何十回も殺し合いに参加した軍人を信じますか?

(おわり)

  1. 李宗恩博士はアメリカ・カリフォルニアの著名な中医師。数々の難病・がん治療で高い臨床効果を出して、中医学の普及のために記事を書か続けて、研修医たちも育てている素晴らしい先生です。李宗恩博士の診療所情報は、以下の記事で説明しているので、どうぞご参考にして下さい。オススメの漢方医・鍼灸医(海外)

    ↩︎
  2. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

    ↩︎

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