【※本記事は2020-03-26更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は私の鍼治療例。
偶然かも知れないけど、二人の女性患者はみんな風邪を引いたあと、耳の中が痛い不思議な症状が残りました。
西洋医学ではおそらく炎症反応だと診断して、抗生物質が処方されるでしょう。本当に炎症反応だったら、抗生物質が効くかも知れません。しかし、抗生物質使用の犠牲も大きいです。
一番先にやられるのは心臓。睡眠の質が悪くなり、手足が冷えるようになり、男性の場合は朝たちがすぐなくなります。
抗生物質の正体は、生化学者が書いた論文が参考になると思います。どうぞご覧ください。
鍼灸はどうやって、耳中が痛い症状を治すのか?
鍼灸治療は主に経絡を根拠にして、施術のツボを選びます。
手少陽三焦経が耳周りを回り、足少陽胆経が耳中に入る。
なので、ツボは少陽経で選ぶのが多いです。
例えば陽陵泉、外関。
私はよく使うのは、聴宮・聴会。
耳鳴り、耳がよく聞こえない、中耳炎、耳の中が痛い…とにかく、耳の不調であれば効果があります。
上記の2人の女性は3~4回治療して、耳の中が痛い症状は治りました。
なぜ風邪が治るゴロに、耳の中が痛くなったのか?
残りの風邪のウィルスが経絡に沿って、耳の中に入ったのが原因です。
それでは、鍼で風邪のウィルスもやっつける事ができるのか?
西洋医学の考え方を中医学に使わないでください。
「ウィルスをやっつける」とは言ってないです。
鍼治療はただ身体に刺激を与えて、経絡の流れを良くして内臓を強化するだけです。その後、身体が自分で自分を治せるようになる。
鍼治療は支援部隊で、必要なもの・情報を提供するだけ。
戦って勝つのは、体自分の勝手なことです。
鍼治療をしながら、不思議な症状をいろいろ経験しました。
教科書にもない症状なので、もちろん解決策も書いてない。
でも、欧米人であろうとアジア人であろうと、流れている経絡は同じです。経絡をもとにして考えれば、どんな怪しい症状でも解決できます。
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