こんにちは。李哲です。
今日は私の鍼治療例。
一人の女性。ずっと通っている方で、主に膝と腰を強化するために治療していました。
ある日、ガンガン冷えている所で外食をして戻ったら、胃腸風邪になってお腹を壊したのです。
下痢まではいかないけど、軟便ぎみで1日4~5回行く。
そして食欲が全然なくて、ヘソの上、胃のあたりが痛い。
今回は胃腸のツボを少し多めにしました。
中脘、上脘、下脘、公孫、内関など。
針を取る時、彼女が言うのは「鍼を置いている間、胃腸がグルグルなり始めて、終わるゴロにはお腹が空いてきた」。
施術後お茶を飲む時、彼女は友だちの話をしました。
「友だちはヒザ痛で近所の鍼灸院に通っているけど、ヒザ痛だけでほかの主訴は治療しないそうです。
ここみたいに何でも治してくれない。
自分は幸運だと思います。
友だちも羨ましいと言ってました。」
私は聞いて嬉しかったけど、ちょっと恥ずかしかったです。普通に針をしているだけですけど。
ニハイシャ先生の鍼灸を習った人は、みんなできるはず。特に胃痛・下痢とかは治りがとても早いです。
私は彼女に説明しました。
「中医学の漢方と鍼灸にとって、内科外科などの区分がないです。
中医学が診ているのは、一つだけ。健康科のみ。」
これは以前の記事でも討論しました。
後日、彼女が来て話しました。
「前回の針をしたあと、胃はもう大丈夫。普通に食べられるようになった。便通も大丈夫。」
1回で治ったのは、幸いのことでした。
ただし、誰でも1回で治るとは保証できません。個人差があるのでご了承ください。
コメント
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M(エム)さん
ブコメありがとうございます。
不思議だと思われがちですが、ツボに針をするとつらい自覚症状がなくなるのは、確かなことです。
現代のテクノロジーが経絡・気を解釈できないのは、残念なことです。
テレビみたいに映れば、みんな中医学を信じるかも知れません。