こんにちは、李哲です。
中国河北省石家荘市の女医、張静先生の症例を翻訳しました。
(2022-9-2発表)
蚊に刺されやすい人は何が原因なのか?どうすれば体質改善して蚊に刺さにくくなるのかを解釈しています。参考になると幸いです。
風邪の熱が下がった同時に、蚊に刺されれなくなった副効能が現れた
数年前、姪がおばあちゃん家にいたとき、夜中に熱がありました。当時、おばあちゃんはお腹と脇下をマッサージしても熱が下がらなくて、もっと高熱になってから私を起こしに来たのです。鍼を数本刺してから熱はすぐ下がり、翌朝まだ熱でぼっとしていたので漢方薬を煎じてあげました。そして、お昼ごろには完治。
熱が下がった以外に、姪には副効能が現れたのです。
蚊が寄ってこなくなった!
以前は階段を降りてゴミ捨てに行くとき、薬をふきまくって全身を包んでから出かけたのに、帰るときはすでに何箇所も刺されて、大きく腫れ上がってました。
今回の高熱をキッカケに、蚊は知らない人になったみたいに、寄ってこなくなりました。
蕁麻疹、蚊に刺されまくる症状が同時に治った姪
2番めの姪は3~4歳になるまで蚊の好物ではなかったです。当時、私が思ったのは「1番目の姪より皮膚が良い。少なくても皮膚下に湿気がないから」
ところで2年経ってから、1番目の姪と同じように蚊の好物になって、いくら体を包んでも薬を吹きまくっても蚊はついて来ました。
叔母は私に話しました。
「2番めの子にも鍼したら、蚊が寄ってこなくなるよ。1番目の子は鍼したあと、来なくなったからね」
私が思ったのは、鍼が主な原因ではない。漢方薬が肝なのです。漢方薬を飲んで熱が下る同時にたくさんの汗をかき、皮膚下に溜まった湿気も一緒に排出されたのです。
2番めの子、現在の問題は蕁麻疹。ほかの症状はまだ良いです。繰り返した蕁麻疹は2日の漢方薬を飲んでから治り、蚊もそんなに来なくなりました。
一人の患者さん、片方の顔面けいれんで10日間の漢方薬を飲んでからだいぶ改善したけど、まだ残りがある。不思議なのは顔面痙攣が改善したと同時に、蚊があまりこなくなったそうです。
以前は彼女がいれば、蚊たちが群れてきました。他の人々は大丈夫でも、彼女だけが被害者になる。現在彼女は蚊に刺されないけど、逆に同僚たちが刺されたので「なんであなたを刺さないの?」と質問しました。
彼女「漢方薬を飲んでからだよ」
同僚たちはみんな「漢方薬が欲しい!」と言ってました。
私は彼女からだいたいの状況を聞いて、漢方薬の粉を何個か渡しました。そして、どんなタイプの人が飲んで良いのかを教えました。しかし、結果はバラバラ。刺されなくなった同僚がいれば、更に刺されやすくなった同僚もいます。
彼女「効かない人がいるのは、なぜですか?」
私「効果がないのは症状に合ってないからです。内臓にはほかのトラブルがあるはず。これは直接来てから診察するか、もしくはオンラインで顔色など見てから、処方箋を調整する必要があります」
蚊に刺されるのは、同僚たちにとって大した事なかったみたいです。食事、睡眠にも影響ないし、ちょっと我慢すればいいだけだから、誰一人も蚊の治療のために来ていません。
めんどくさくて治療に来ない人
2番めの姪も親友を紹介してくれたことがあります。蚊に刺されまくっているそうです。私は姪に話しました。「治療のためにオンライン診察をして、胃腸の問題なのか皮膚下に湿気が溜まったのが原因なのかを判断する必要があります」
面倒くさくなったのか、姪の親友からはずっと連絡がありません。
まとめ
要約しますが、
1⃣胃腸の問題がなければ発汗剤を処方。
2⃣胃腸の問題があったら同時に治療して、五臓六腑のバランスを整えば、特に湿気をなくせば自然に蚊の好物リストから除外されます。
漢方薬で治せる理由は、上記のように簡単。
(おわり)
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