こんにちは、李哲です。
簡単な鍼治療例で鍼を即効性を説明します。
一人の女性、60代、常連さん。様々な慢性的な不調を治すために通っています。
ある日、彼女から歯の不調に関して相談がありました。
息を吸う風で歯がしみるそうです。
私「上の歯ですか?下の歯ですか?」
彼女「下の右歯です」
おう!これは簡単ですね。
左の曲池穴を刺して補法を行いました。
1-2-3、鍼を回したあと彼女も聞きました。
「もう一回息を吸ってみてください」
彼女は不安にな顔でやってみた後、一人小声でつぶやいてました。
「おかしいな…あまりしみなくなった。軽くなってる…」
曲池穴で補法を行った後は15分放置、帰るときはほとんど気にならないレベルになりました。
息を吸うと鍼がしみるのは、鍼一回で治り、しかも3秒で効果が実感できました。肝不全・腎不全を引き起こす鎮痛剤はこれより早いですか?あったらぜひ教えてください。
なぜ鍼する前に上下どちらの歯なのかを聞いたのか?
鍼灸理論で上の歯は胃経が通って、下の歯は大腸経が通るからです。歯の痛い場所によって、治療する経絡・ツボがまるっきり違います。西洋医学は面倒な分析しなくて良いですね。上の歯か下歯は関係なして一律鎮痛剤・抗生物質。
以下、歯の様々な病気を鍼で治した症例を複数貼っておきます。読んだ後、歯科医院に通うか鍼で治すかは、皆さんのご自由です。
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