【※本記事は2020-05-01更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日はお灸のツボを紹介します。
手足の冷え症に効くのは、親指の内側にある「大都穴」がオススメ。
もっと詳しいツボの探し方は、以下のリンク記事をご覧下さい。
古代は便利な千年灸がなかったので、みんなもぐさでした。もぐさは強力な温める作用があります。関連記事は以下をご覧ください。
今は千年灸があるので便利ですね。
もぐさがダメな方は、市販のせんねん灸で十分です。
せんねん灸はいろんなタイプがありますが、なるべく生姜入りのタイプを購入して下さい。
お灸の数は、1セットで最低9個。
つまり、同じ場所で9回連続でお灸すること。両足だと1セットで18個の千年灸が必要。
時間に余裕がある方は、1~2時間かけて何十個やると、更に良いです。
臨床である患者さんから報告を受けたのは、「1時間かけてやったらお腹がグルグル鳴り始め、頑固な手足の冷え症が良くなった!」
お灸してお腹がグルグル鳴るのはベスト!
ただし、時間に余裕がない方がいるので、最低でも9個だと言ったのです。
日本の千年灸を1~2個やるだけでは、ちっとも効果が出ません。お灸が効かないのではなくて、あなたのお灸した数が足りないのが原因です。
逆子を治すお灸を説明するときも、お灸の数・もぐさなどに関して話しました。以下の記事参考になると幸いです。
逆子を鍼2回で治した例と、逆子を治すお灸の注意点に関して説明する
大都穴にお灸するときは、最低でも9個続けて下さい。そして、なるべく毎日お灸する。暇の時は1日2~3セットやってもいいです。
2~3週間続けてやってみれば、効果が分かります。
頑固な冷え症に悩む方は、ぜひやってみて下さい。
大都穴以外に、三陰交穴もおすすめのツボ。お灸するか、もしくはツボ押し棒でグリグリ強く揉むと、足が暖かくなります。以下の記事、参考になると幸いです。
注意点:
①せんねん灸は、生姜入りタイプを購入すること。
②やけどしないように気をつける。せんねん灸が熱くなったらすぐ取って、新しいせんねん灸を置いて続けてください。
③お灸してから3日間はお茶が禁止。
お灸の効果が落ちますので飲まないで下さい。
緑茶、ウーロン茶、紅茶、プーアル茶などは禁止です。大丈夫なのはトウモロコシ茶、麦茶、水など。
次回は胃腸など消化系に良いお灸のツボ。
婦人科に良いお灸のツボなど紹介したいと思います。治療に来れない方に、少しでも役に立ったら幸いです。
お灸のほかに鍼治療も同時に受けると、さらに効果があります。以下は一つの鍼治療例、参考にしてください。
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