滝みたいな鼻水を鍼1本、2日で治した例

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こんにちは、李哲です。
今日は鍼1本で風邪の鼻水を治した簡単な例です。

2019-09-11
患者さんは私。
昨日、寝ている時に冷えたのか、朝からくしゃみが出て透明な鼻水が垂れてきました。

朝には小青竜湯ショウセイリュウトウを飲んで出勤し、最初は大丈夫だと思ったけど、午前中の仕事をする時大変な事になりました。透明な鼻水がひどくなり、本当に滝みたいに垂れてくる。鼻をかんでもかんでも出て来るのです。

手元には漢方薬がなかったので、お昼休みの時に自分で鍼をしました。

鼻水は主に右の鼻から出ているので、刺したのは左の三間穴、鍼1本のみ。以下は施術画像です。

三間穴に刺した鍼

左手に鍼をしたまま、30分くらい昼寝をしました。

鍼を刺して回した時に分かりますが、右鼻の奥がカラカラと乾燥し始めている。まるで乾燥機が回っている感じ。この感覚は、以前小青竜湯を飲んだ時と似ていました。詳細は以下をご覧ください。

鍼治療が終わったあと、滝みたいに垂れた鼻水は5分の1くらいまで減りました。翌日、もう一度同じツボに鍼をして完治。

鍼で治らなかったら漢方薬で治そうと思ったけど、今回は見事に鍼だけで解決し、漢方薬を買わなくて済みました。そして、大きな勉強になったのは、三間穴の効能。

風邪の鼻水には、効果バツグンです。

三間穴の利用例はほかにもあります。以下の記事、どうぞ参考にしてください。

西洋医学の先生は、どうやって薬の効能を確認するか知りませんが、私は鍼灸医なのでよく自分の体に鍼をして確認します。

病気がある時は病気を治し、病気がないときは滋養強壮の効果を果たす。そして、響きがどこまで伝わるかも勉強できるので、一石二鳥のやり方です。

以下は3年前の鍼治療例。ツボは若干違いますが、同じ風邪の症状を治しました。参考になると幸いです。

鍼だと肩こり腰痛しか思い浮かべない方が多いと思いますが、風邪治療を始め様々な内科の病気を治せる事を知ってほしいです。

(おわり)

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