こんにちは。李哲です。
冷たい水、こおりなど食べて、歯がしみて痛い時、おそらく一般の方は歯医者さんに行って検査・治療してもらうかも知れません。
ところで、歯医者さん以外に鍼でも治療できるのを知っていますか?
今日は簡単な鍼治療例で説明します。
冷たい水で歯がしみる・痛いのは、鍼でも簡単に治せるのです!
一人の女性。40代。
肩こり、冷え性などを治療しているとき、偶然に歯の話が出ました。
彼女の話を聞いたら、左奥歯が冷たいものに当たるとしみて痛いそうです。
私「歯がしみる痛みは、鍼でも簡単に治せますよ。」
彼女「本当ですか!?効果があるならやってみたいです。だって、歯科医院は神経を抜いて治療すると言ってました。」
神経を抜く手術は大げさですね。
当時刺したツボは、頬車(きょうしゃ)一つだけ。以下は、つぼの簡易図です。

歯がしみて痛い、むし歯の痛みなどに有効な頬車
治療効果を強化するために、先に痛くない右側を刺して、その後は痛い左を刺し。鍼を置いている時間は15分くらい。
3週間後、彼女がまた来たとき、喜んで教えてくれました。
「前回の1本の針はすごかった!だいぶ楽になってしみない。歯の神経を抜く必要もなさそうです!」
彼女は以前、ほかの歯の痛みで、歯を抜いてもらったことがあるそうです。鍼治療で痛みが治る話を知ってから、彼女はちょっと後悔してました。
「もっと早く知れば良かった!余計に歯を抜かれちゃったよ!」
歯が痛いから、歯を抜く?
リウマチの関節痛は、なぜ手足を切って治さないですか?
アメリカの中医師:鄭智城先生も同じ質問をしていました。
痛みには、必ずその原因があります。
原因になるのを取り除かないで、ただ単に切るだけでは治りません!
むし歯で、大きな穴が空いた。
もしくは事故で歯が折れた。
このような歯の形が壊れたとき、西洋医学の歯科医院はあなたの役に立ちます。
歯が折れてもないのに、歯が痛い・歯根出血・歯が浮いているような感じ・歯がしみるなどのトラブルは、すべて鍼灸で治せます。
神経を切ったり歯を抜く必要は、まったくありません!
なにか歯の不調があったら、信頼できる漢方医もしくは鍼灸医に診てもらってください。きっと良い結果になります。以下は私の一つの治療例、参考になると幸いです。
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