こんにちは。李哲です。
皆さんは不思議だと思うかも知れませんが、うっとうしい口内炎の痛みは、食卓の食べ物で治ります。今日は口内炎で舌がすごい痛いのを治した例で、なぜゴーヤは口内炎に効くかを説明しました。
口内炎みたいで、舌がすごい痛い女性患者
一人の女性。 彼女はもともと、生理のトラブルを治すために来ました。痛い足つぼも少しずつ痛みが弱くなり、いろいろいい変化が出始めたけど、ある日彼女は違う悩みを話しました。
「口内炎みたいで、舌がすごい痛いけど、なにかいい方法ありますか?」
正直に言って足つぼ.整体で口内炎を治したことはありません。しかも、患者は1週間に1回しか来れない。
こんな状況で、足つぼ.整体を1回やっただけで口内炎が治せるなんて、とても言えない。違う方法を考えるしかなかったです。
ゴーヤー料理を2日食べたら、口内炎の舌が痛いのは治った
口内炎になる前と後の状況を聞いて、私は少しアドバイスしました。「苦い野菜は食べられますか?一番苦い沖縄のゴーヤがおすすめです。2~3日食べてみてください。」
1~2週間後、彼女が来たとき、笑っちゃう報告がありました。「2日食べたら、口内炎が治りました。」
彼女が言うのは、冬なのでゴーヤは買えなかったそうです。でも、彼女は私のアドバイスとおり、とにかく苦い野菜を買ってきて食べたらよくなりました。ただの野菜で2日で治ったことに私もびっくり。
大自然の力は、本当にすごいです!
苦いゴーヤが口内炎に効く原因(中医学の解釈)
次には、なぜ苦い野菜を勧めたかを簡単に説明します。
口内炎で、よく舌が痛くなる。
舌は中医学でいうと、「舌為心之苗」。
私の日本語で翻訳すると、心臓のエネルギーが外に現れるところ。たとえば心臓の火(エネルギー)が強すぎた場合、その火は表(舌)まであがって、舌が焼けどしてピリピリ痛くなるのです。
ニハイシャ先生の症例を見ると、舌が痛くなるのは歯科治療の後遺障害もあるそうです。以下はその治療例、参考になると幸いです。
心臓の火(エネルギー)が強すぎになる原因は、簡単にいうと焦る・心配性。以下はよくある例です。
●時間に追われて焦る。
(たとえ話:電車などに間に合わないなら次回を待ちましょう。)
●手に入れそうなのに入れなくて焦る。
(たとえ話:3億円の宝くじは、誰でも当たるものではありませんよ。)
●無駄な心配が多すぎ。
(そんなに心配してなにが変わりました?)
『神農本草経』で言うのは、「苦能降.苦能泄」。つまり、苦いものは上がった火(エネルギー)を降ろすことができる。
普段食べてる野菜は苦さが足りないから、彼女に一番苦いゴーヤをすすめたが、「偶然」で治った口内炎で私は中医学の理論に感服しました。2000年前に書かれた『神農本草経』。その理論は、今でも臨床で効果が発揮しています。こういうものこそ、「科学的」でではないでしょうか?
おわりに
口内炎になった方は、以上の方法を試してください。誰でも2日で治る保証はないけど、ゴーヤを食べて死ぬ副作用はないでしょう?
鍼治療も口内炎に良い効果があります。ゴーヤー料理でダメだったら、近くの信頼できる鍼灸院で治してもらってください。
漢方薬でも口内炎を治せます。ただし、日本には既製品を売ってないので、ご紹介ができないですね。以下は一つの症例、参考になると幸いです。
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