【※本記事は2019-05-09更新しました】
前かがみも、後屈もできないぎっくり腰の患者
こんにちは、李哲です。
今日は私の施術例。
整体と火罐(吸玉)1回でぎっくり腰を治した例です。
60代女性、腰痛1週間くらい。
昔はギックリ腰になったのが何回かある。
ひどい時は、ちっとも動けなかったそうです。
最初、来たときは椅子に座るのも気をつけるくらい。
前かがみするのも、腰を後ろに反るのも怖がってました。
この1週間は、ずっとホッカイロでごまかし。
少しよくなったから、来院したのです。
ぎっくり腰の原因は、瘀血(うっ血)
手足を触った感じは、まだそんなに冷たくない。
ここで、私は「舌を見せてください」と診たらすぐ原因が分かりました。
原因はうっ血。
しかも、うっ血はけっこう大きいです。
判断の根拠は、舌の色が少し青いから。
昔から何回もギックリ腰になったと言うのは、
誰もこのうっ血を取ってくれなかったことです。
だから、『自然に治って』また再発。
体中が温かい場合は、うっ血とか血の塊とか出ません。
体内が寒くなっているから、こんなものができるのです。
体内を寒くするのは、散々話してる日常での禁止物。
実は、このおばさんの娘が通ってるので、おばさんの食べ物の状況は、最初から知っていました。
牛乳、乳製品、コーヒー。
この三つだけで、もうアウトです。
施術20分後、腰が少し楽になった
整体(推拿術)は思ったとおり、痛がって施術ができなかったです。
腰は、筋肉がけいれんしてる状態なので触れない。
だから、下半身の関連ツボをメインにしたのです。
腰のところはただ、こん法で痛みを和らぐだけ。
20分くらい経ったら、「腰が楽になった」と言いました。
まだ気が緩むことはできないので、ずっとツボ押し。
整体が終わってからは、さっそく火罐(吸玉)の準備。
火罐(吸玉)を始めようとした時、少し迷いました。
一番効く走罐(吸玉を動かす)ができないから。
試しに動かしてみたけど、やはり皮膚が引っ張られて痛くて止めるしかなかったです。
でも、走罐ができなくても別のやり方があります。
火力を強くすること。
このやり方で、
火罐(吸玉)は、本当の燃えてる缶になります。
でも、皮膚に置いたとき、火傷はしません。
すっと立てるようになったし、嘘みたいに治ったと喜ぶ患者
15分くらい置いてから取る時、いろいろ黒くなってるあざが出たので、少し説明してあげました。
おばさんは自分で鏡を見て「わ!~本当に黒い!!」の喜びか、びっくりか分からない声でした。
帰るとき、おばさんは「すっと立てるようになったし、嘘みたいに治ったわ」と喜んでましたが、うっ血はこんなに早く取れないのは、私は分かってます。
飲み物も変えないと(笑)
おわりに
1週間後にもう一回来てもらって、
整体と火罐(吸玉)をやるように話しました。
途中でまた痛くなったら、我慢しないですぐ来ることも伝え。
もし、最初痛くなった日に来てくれれば、もっと早く
治ったかも知れないですね…
このおばさんの状況も追跡記録をしますので、
変化がある次第また書かせていただきます。
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