ギックリ腰で前かがみも、後屈もできない患者
こんにちは、李哲です。
今日は私の施術例、整体と火罐(吸玉)1回でぎっくり腰を治した例です。
60代女性、腰痛が1週間くらい続いている。昔はギックリ腰になったのが何回かある。ひどい時は、ちっとも動けなかったそうです。
最初、来たときは椅子に座るのも気をつけるくらい。前かがみするのも、腰を後ろに反るのも怖がってました。

この1週間は、ずっとホッカイロでごまかし。少しよくなったから、来院したのです。
ぎっくり腰の原因は瘀血
患者さんの手足を触った感じは、まだそんなに冷たくない。ここで私は「舌を見せてください」と診たらすぐ原因が分かりました。
原因は瘀血。
しかも、瘀血はけっこう大きいです。根拠は、舌の色が少し青いから。
昔から何回もギックリ腰になったと言うのは、誰もこの瘀血を取ってくれなかったことです。だから、『自然に治って』また再発。
体中が温かい場合は、うっ血とか血の塊とか出ません。
体内が寒くなっているから、こんなものができるのです。
体内を寒くするのは、散々話してる日常での禁止物。詳細は以下をご覧ください。
実は、このおばさんの娘も足つぼ整体に通ってるので、おばさんの食べ物の状況は最初から知っていました。
牛乳、乳製品、コーヒー。
この三つだけで、もうアウトです。
施術20分後、腰が少し楽になった
整体(推拿術)は思ったとおり、痛がって施術ができなかったです。腰は筋肉がけいれんしてる状態なので触れない。だから、下半身の関連ツボをメインにしたのです。腰のところはただ、こん法で痛みを和らぐだけ。20分くらい経ったら、「腰が楽になった」と言いました。まだ気が緩むことはできないので、ずっとツボ押し。
整体が終わってからは、さっそく火罐(吸玉)の準備。
火罐(吸玉)を始めようとした時、少し迷いました。一番効く走罐(吸玉を動かす)ができないから。試しに動かしてみたけど、やはり皮膚が引っ張られて痛くて止めるしかなかったです。でも、走罐ができなくても別のやり方があります。
火力を強くすること。 このやり方で、火罐(吸玉)は本当の燃えてる缶になります。でも、皮膚に置いたとき火傷はしません。
すっと立てるようになったし、嘘みたいに治ったと喜ぶ患者
15分くらい置いてから取る時、いろいろ黒くなってるあざが出たので、少し説明してあげました。
おばさんは自分で鏡を見て「わ!~本当に黒い!!」の喜びか、びっくりか分からない声でした。帰るとき、おばさんは「すっと立てるようになったし、嘘みたいに治ったわ」と喜んでましたが、瘀血はこんなに早く取れないのは、私は分かってます。飲み物も変えないと(笑)
おわりに
患者さんには1週間後にもう一回来てもらって、整体と火罐(吸玉)をやるように話しました。途中でまた痛くなったら、我慢しないですぐ来ることも伝えました。
もし、最初痛くなった日に来てくれれば、もっと早く治ったかも知れないですね…
このおばさんの状況も追跡記録をしますので、変化がある次第また書かせていただきます。
(おわり)
コメント