コーヒーを2週間止めただけで、体調がいろいろ良くなった証言。

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コーヒーを2週間止めただけで、体調が良くなった人の証言

こんにちは、李哲です。

ある女性の記事を紹介します。コーヒーを止めてから、様々な体調の変化を記録した方。(2024/09/04追加:残念ながら彼女のブログは止めていました)


www.bumeesha.com

彼女の一部の文章を引用させていただきます。

2週間経過して、ハッキリ言える体調の変化は?

胃が軽くなった。
体が軽くなった。
毎日、質の良い排便がある。
朝の目覚めがスッキリ。
入眠しやすくなった。
脳がスッキリ(思考がクリアに)
食欲が出るも、食後は腹持ちが良くて満足感あり。
痒かった箇所が、消失した。
体が温かくなった。

【コーヒー断ちにトライ】2週目経過報告。やる気になったのはなぜか? – bumeesha’s world

ネット・メディアでは、良くコーヒーの何々成分が体に良いと言うけど、鵜呑みにしないでください。

これはすべて、机上の空論!

コーヒーが体に良いか悪いかは、体で実験してみれば分かります。過言ではないですが、コーヒーを止めて体調が悪くなった患者さん、私は今まで一人も見ていません!

以前聞いた話。
目覚めに良いから、コーヒーを飲むそうです。濃い香りで刺激性なので、目覚めに良いと感じるでしょう。

しかし、コーヒー以外でも良い目覚めの方法があります。たとえば寝る前にヨガ・ストレッチすると、睡眠の質が良いので朝スッキリ起きられる。漢方薬・鍼灸治療を受けても睡眠の質が良くなります。中毒性があるコーヒーを飲む必要がありません。

コーヒーを飲み続けて、病気になってから死ぬまでのストーリー

コーヒーを飲み続けると、どうなるのか?
以下、コーヒー愛用家の人生を描いてみました。

コーヒーを飲む日が増えるとともに、なんだか集中力が途切れる、すぐ疲れる、眠くなる。そして、あなたはコーヒーが飲み足りないと思って、もっとコーヒーを飲むようにします。

徐々にあなたは寒がりになり、風邪も引きやすくなって、食欲も前より落ちた。便通も悪いから、胃を元気にして便を出すために、あなたは更にコーヒーの量を増やす。

数年、十数年経ってから今度は胃が重くなり膨張感がある。ゲップが出るし、吐き気がする・気持ち悪い時も多い。ひどい時は、胸焼けがして喉がガラガラ、枯れた声になる。

病院に行って検査しても「胃が荒れてます」、「逆流性食道炎ですね」と軽く言われ、気休め程度の薬を出されるだけ。

目覚めが悪い。
体がだるい。
食欲不振で元気がない。
集中力が落ちて仕事がうまくできない。

いろいろ辛いけど、あなたは仕事を頑張るため、さらにコーヒーをガブガブ飲むようになりました。

数年後のある日、あなたは夜中に吐血し緊急入院。病院の診断は胃がん。すぐ手術して胃を全摘出。その後からあなたは、ご飯が美味しく食べられない。体力がなくて仕事もできない。旅行に行っても歩けないし楽しめない。

食事が美味しいのは、人間が生きる楽しみの一つです。しかし、あなたには食べる楽しさがない。逆に食べるのが辛い。何故かと言うと、あなたの胃はすでになくなったから。

胃がんなら、まだマシな方。

すい臓がんだと確定診断が出たら、あなたには余命6ヶ月しかない。手術・抗がん剤など暴力的な治療をしたら、あなたは2~3ヶ月であの世行き。

なぜこんなことになったのか?
あなたは考えたこともないでしょう?

コーヒーと癌は密接な関連性がある

物事にはすべて始まりがあるから、その結末があります。

最初からコーヒーを飲まなければ、胃が辛い時にコーヒーを止めれば、あなたは胃がん・すい臓がんにもならない。

口から胃までの消化器系の癌。たとえば食道がん・胃がん、すい臓がん。全部あなたが飲んでいるコーヒーと関連しています。

コーヒーは胃がん・すい臓がん・食道がんの唯一無二の原因ではないけど、その中の主な原因である。しかも、皆さんが警戒しない飲み物。胃がんに関しては、ニハイシャ先生1が書いた論文があるので、目を通してください。

コーヒーは脾胃へのダメージが強い

なぜコーヒーばかり攻めるのか?
ほかの食べ物よりも、脾胃に対するダメージが強いからです。

脾胃は中医学でいう『後天の本』。
ちなみに、腎臓は『先天の本』と言います。

先天的なものは、我々は変えられません。しかし、後天のものは変えられます。食べ物に気をつければ、脾胃を最大限に守れる。

脾胃は食べ物を消化・吸収して、五臓六腑にエネルギーのもと(血液)を提供するので、免疫力の基盤になります。だから、「後天の本」だと言います。

脾胃がダメになったら、五臓六腑の衰弱死が早まる。つまり、長生きできない。長生きのところか、健康面でのトラブルが多く生じて、生きているのが辛くなります。たとえば幻聴(げんちょう)、辛くて自殺したがる人もいるくらい。以下の症例、参考になると幸いです。

西洋医学は最近やっと、腸が免疫力と深い関わりがある事を知りました。関連内容は、以下のサイトを参考にしてください。

NHKスペシャル「人体」 万病撃退!“腸”が免疫の鍵だった | NHK健康チャンネル

脾胃の強弱は、中医学ですぐ分かる

脾胃が強いか弱いかは、内視鏡検査が要りません。検査しても分からないのがたくさんあるから。

中医学は検査する機械もないし、どうやって分かるのか?体に少しでも異常が出たとき、あなたは自覚症状ですぐ分かるはず。たとえば、上記の女性が書いたように便通・食欲などの症状で判断できる

中医学は外側を見て、中がどうなっているかを判断する医学です。西洋医学は、体内に入らないと状況が分からない医学。

中医学は腫瘍・筋腫など形が出来上がる前から、自覚症状で問題点を発見し解決策も備えています。西洋医学は腫瘍・筋腫が出来上がってから、やっと見つける。そして切る・殺すなどの野蛮な解決策で、病気が治る前に患者さんが先に死んでしまう。

おわりに

どんな食べ物が脾胃に良いか、これは食べ物の成分だけで、簡単に決めるものではありません。

基本的に、自然の中にもともと存在する食べ物は、みんな脾胃に良い。(もちろん例外はある)人工的に作られた添加物だらけの食べ物は、すべて体に負担をかけるので、なるべく避けたほうが良いです。

食べ物に関しては、中医学の理論を勉強してください。メディアの宣伝は見なくて良いです。

今年のノーベル受賞者:本庶佑氏が、「ネイチャー、サイエンスに出ているものの9割は嘘で、10年経ったら残って1割だ」というのに、メディアの「◯◯が健康に良い!」という宣伝は信じられますか?

最後に、いろいろ詳しく書いてくれた彼女に大変感謝します。3ヶ月後にどんな変化があるか楽しみです。

一人でも多く脱コーヒー族が増えて、脾胃が強くなる人が増える事を願います。

(おわり)

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

    ↩︎

コメント

  1. li-hari より:

    id:como-kuma
    こもくま さん
    ブコメありがとうございます。
    脱コーヒー、やってみれば良し悪しが分かります。体験談は楽しみです。

  2. li-hari より:

    id:sunaowamuteki
    sunaowamutekiさん
    ブコメありがとうございます。
    胃酸が多い人は、コーヒー止めると胃酸が自然に減ります。
    脱コーヒー頑張ってください。
    良い変化があったら、ぜひ教えてほしいです。

  3. li-hari より:

    id:mizutamado
    みずたま堂ひなたさん
    ブコメありがとうございます。
    コーヒーは良いという人もいますが、臨床で観察すると利より害のほうが大きいです。
    コーヒーは止めてみれば良さが分かるので、脱コーヒー族が増える事を願います。

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