母乳が足りないのは「炙甘草湯」で一気に増えた。母乳が足りない原因3つを分析します。

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こんにちは、李哲です。
アメリカの漢方医:鄭智城先生*1の記事、孕妇产后奶水不足,一剂药就产奶量大增_郑智城_新浪博客(2014.9.4 発表)を翻訳しました。

母乳の出が足りないとき、炙甘草湯が役に立つ。また、なぜ母乳が足りないのかも分析しました。参考にしてください。

母乳が足りないのは「炙甘草湯」で一気に増えた

マンハッタンの美人ヨガ先生、彼女は過去記事で書いたことがあります。

最近、彼女からメールの問い合わせがありました。
母乳の出が足りないそうです。おそらく、お父さんがでかいから子供の成長も早くて、母乳の供給量が足りなかったでしょう。

この美人ヨガ先生の体質、私はよく知っています。体は痩せ型、両手にはいつも青い筋が出ている。両目にも長くて赤い血管があり、いつも睡眠の質が悪い。

根本的な原因は、血が足りなくて「神」を収められないからです。私の診療所がマンハッタンを離れてから、彼女は直接来ないでスマホで連絡してきたのです。

私は数日の「炙甘草湯」を郵便で送りました。飲むときは、お酒と一緒に飲んでくださいと伝えて。

翌日、彼女には漢方薬が届き、すぐ煎じました。今回の漢方薬は非常に「Beatiful」だと言ってました。

数時間後、彼女からメールで報告があったのは、「あ~~~漢方薬飲んでから、気持ちよく昼寝をしました。今はとても良い感じです!

漢方を飲んでから質が良い昼寝ができた妊婦

漢方を飲んでから質が良い昼寝ができた妊婦

アメリカ人は、一般的に昼寝しません。
彼女が昼寝をしたことは、血を補った即効性が現れたと事です。

1週間くらい経って、彼女から報告メールが来ました。「また漢方薬がほしいです。前回の漢方薬は効いて、飲んでからすぐ母乳の量が増えました!

出産後母乳の出が悪いのは、「気血不足」が一つの原因。このときは、乳腺のつまりを溶かす生薬:木通・穿山甲(センザンコウ)などを使ってはいけません。もっと母乳が出なくなります。十全大補湯、八珍湯、炙甘草湯など血を補う漢方薬にする必要があります。

気血を補う作用がある「十全大補湯」

気血を補う作用がある「十全大補湯」

李哲の説明:母乳が足りないのは3つの原因がある

鄭智城先生の生地をもとに、母乳が足りない原因に関して説明します。

母乳が足りないのは、3つの原因があります。

①乳首周りの乳腺がつまっている

母乳の量が足りるけど、乳首までの道(乳腺の管)が詰まっている。

どうやって、つまりがあると判断するのか?
簡単です。これは病院の検査なんか要りません。お母さん自分で触って見ればわかります。乳首周りに硬いしこりがあったら、乳腺がつまっている可能性が高い。

つまりがあるときは、木通・穿山甲(センザンコウ)などの生薬を使います。

生薬の名前を見ても、通りそうな気がするでしょう。一つは「通」、一つは「穿」(通りぬくの意味)。

特に後ろの生薬:センザンコウは、山でも掘って通りぬく動物。誇張しすぎました(笑)土を掘るのが得意な動物、1時間に3~5mは掘るそうです。

今の中国では保護されている動物になっているので、センザンコウの生薬はどうやって入るでしょうね。きっと闇市場で出回っていると思います。

ちなみに、センザンコウはシロアリ・アリを主食にするので、アリで困っている方はセンザンコウ一匹さえ飼えば、17万平米の土地をアリから守ってくれます。シロアリ駆除なんか要りません、アリを全部食べてくれる非常にありがたい動物です。ただし、今はセンザンコウの数が少なすぎて、ペッドみたいに飼えない。

穿山甲(センザンコウ)の画像

穿山甲(センザンコウ)の画像

②乳腺のつまりはないけど、血が足りない

乳首までの道は詰まってないけど、母乳の生産量が足りない。

母乳は血から来ています。つまり、血が足りないと母乳の生産量が少ない。 解決策としては、気血を補う漢方薬を飲むこと。

血が足りないと言って、いっぱい食べるかも知れませんが、食べるだけでは母乳の生産量が増えるとは限らない。漢方薬の助けが必要な時が多いです。

中医学の理論でいうと、「血」は基本的消化系の胃腸が作り出します。もし、胃腸が弱い人がいっぱい食べると、逆に「食積」(食べ物が消化管につまる)になり、消化不良で胃がはれて苦しい・便秘などになる可能性があります。

子供の場合は、食べ過ぎたのが原因で発熱・腹痛を起こす可能性もあるのです。

十全大補湯、炙甘草湯などは、みんな胃腸を強化する生薬が入っているので、普通の食品よりも気血を補う作用が強いです。

  • 病気のときは漢方薬を飲む。
  • 普段は野菜・肉・魚などの食品で補う。

これは使い分けないといけません。

「十全大補湯」はアマゾンでも売っているので、ぜひ検討してください。「炙甘草湯」はツムラメーカーがあるので、漢方薬局で購入できます。

③乳腺のつまりがあって、血も足りない

母乳の生産量が足りない上に、乳腺のつまりもある場合は、もっともひどい状況です。よっぽど胃腸が弱くて、しかも乳腺までつまった人じゃないとなりません。

ただし、解決策はあるので、心配は要らない。

上記の1と2の漢方薬を一緒に飲むか、もしくは足ツボ整体・鍼灸を受ければ流れが良くなり、消化系が強くなるので、母乳の生産量も増えてきます。

以下は貧血で意識不明状態に陥った患者さんたちを治した症例。参考になると幸いです。

母乳の出を良くするために、夫婦喧嘩は止めましょう

母乳の出は、主に心臓がコントロールしています。また、心臓が司るのは「喜び」。母乳育児のときは、喜びを損なう喧嘩などはダメですね。ご主人はなるべく我慢しましょう。母乳育児が終わったら喧嘩してもいいです。

喧嘩のあと、母乳が出なくてなって、胸が腫れて痛い女性がいました。以下の記事、どうぞご覧ください。

また、喧嘩のあと、みぞおち辺りが張れて痛い症例もあります。

追加情報:母乳育児を止めるときは、漢方薬・鍼灸治療が良い

最後、母乳育児に関して一つ加えます。

母乳育児をやめる時、病院の注射で止める方法はハイリスク、乳癌になる確率が上がるから

母乳育児を止めるときは、漢方薬もしくは鍼灸治療を受けてください。昔ながらの助産師のアドバイスを聞くのも良いです。

母乳を止める薬は男性ホルモンなので、注射したあとは更に乳腺がつまって、もっと乳がんになりやすいです。ニハイシャ先生の治療例で説明しているので、どうぞご覧ください。

*1:鄭智城先生の紹介は、オススメの漢方医・鍼灸医(海外) をご覧ください。

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