こんにちは。李哲です。
今日は運動とお風呂の汗の違いに関する雑談。
以前テレビで見ましたが、ある芸人はお酒をたくさん飲んで帰ったあと、健康のために熱いサウナに入って、汗をかいて毒素を出すそうです。ほかに良く見かけるのは、モデルさんがハードなジム訓練を受けて汗をかく。
「お風呂・サウナで汗をかくだけで良いなら、がんばって運動して汗をかかなくても良いのでは?」と思うかも知れません。
今日はその違いに関して述べます。つたない見解ですが、参考になれば幸いです。
1.お風呂・サウナして出すサラサラの汗
これは外部の熱さで、体内を温める方法。
体内の筋肉は動いてないけど、外部の熱さで皮膚の穴が開き、内部の老廃物が出ます。
疲れた時にお風呂入ってくると、サッパリになりだるくなって、その夜はグッスリ寝れます。グッスリ寝れば、もちろん翌日には元気が戻る。
2.運動して出す臭い汗
これは外部の熱さが原因ではなくて、体内の筋肉が動いて熱を生じ、体内が熱くなるから皮膚の穴が開き、いろんな老廃物を排出します。
運動すると全身が軽くなる。よく寝れる。ストレス解消になるのは、体内の筋肉を動かして老廃物・毒素を出したからです。
2つとも汗をかくけど、お風呂の汗は浅い所の老廃物が出る。運動して出す汗は、より一層深い所から浅い所までの老廃物を両方出すイメージです。
一番分かりやすいのは、汗のニオイ。
お風呂したあとの汗は、サラサラであまり臭わないです。
お風呂での汗が臭かったら要注意!
体内にはきっと問題があるので、中医師に診てもらうべきです。ちなみに、中医師が健康であるかをチェックするのは、以下の記事に書いたポイントを参照にしています。
スポーツしたあとの汗は、ねばっとしてニオイが強いです。特に若者が激しいサッカーとかバレボールとかしたあとは、服からは強い匂いが出ます。男は女より生れつきの陽気が強いので、運動したあとの汗も女よりきつい。
ねばっとした汗は、体内の湿気。 この湿気は、わりと深いところに潜んでいるので、サウナ・お風呂の熱では出ません。体の筋肉を動かさないと出ないのです。
湿気が多い人は、お腹が出ている人が多い。いわゆる「中年太り」。
湿気が体にたまると、自覚症状としては
- 体が重く感じる
- 疲れやすい
- 食欲不振
- 考えるのがもうろう状態
- 集中力がなくなる…など
お腹が出てきた。
疲れやすくて食欲が落ちている。
このような方は、運動して汗をかくだけで治ります。サウナとお風呂では治りません。
お風呂だけでは、深いところの湿気は出ないので、ジョギング・エアロビクス・パワーヨガなどの有酸素運動がオススメです。有酸素運動は心臓がバクバク動くようになったら合格。ちょっと汗をかいたけど、心臓がバクバク動かないと意味がないです。
注意点:
運動して汗をかいたあと、喉が渇くからコカ・コーラ、スポーツ飲料水を飲んだり、アイスクリーム食べたりすると、運動した効果は水の泡になるので気をつけてください。
(おわり)
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