こんにちは、李哲です。
小さな子供の発熱を漢方薬で治した経験を紹介します。簡単な症例ですが、参考になると幸いです。
2023/7/28
私の2歳の次女が発熱しました。咳はなし、食欲不振もなし。あるのは発熱だけです。オデコ触ってみたら汗かいてない。発熱してるけど、元気いっぱいでした。
私はこのままでも気にしないですが、外出したとき検温に引っかかる。いろんな児童施設で遊べないので、対策を考えました。
麻黄湯を一包、ジュースに混ぜて飲ませる。
次女は最初から変わった味に気づいて「うぇぇっ」となりました。騙し騙しでなんとか飲みきって貰いました。その後、昼寝の時も夜寝てる時も汗をかいて、翌日には発熱が治りました。
1年前、次女は高熱を起こしたけど、その時は違う漢方薬で治しました。当時の治療内容は以下をご覧ください。
次は麻黄湯にした理由を述べます。
1番の理由は汗をかいてない。
もし汗をかいていたら、桂枝が入った漢方薬を選ぶ。これは基本な原則です。もちろん極稀の例外があるけど、風邪の9割は基本な原則で治すので覚えて置くと良いです。
汗をかいているかどうかは、おでこ・背中を触って見れば分かります。
2番めの理由は、ほかに喉が痛い、咳がひどい、鼻水が出るなどの症状がなかったので、もっともシンプルな麻黄湯を選んだのです。もし喉の痛み・咳があったら、ほかの漢方薬を選びます。
風邪の症状が出たとき、どの漢方薬を飲めば良いのか迷っている親が多いと思います。以下の記事で細かく説明しているので、参考にしてください。
麻黄湯は1包で100円くらいです。
しかも、1包だけで発熱が解決。
病院の薬、100円で何が解決できますか?
漢方薬は非常にコスパが良いものです。皆さん、ぜひ漢方薬を勉強して、自宅の薬棚を作って下さい。いつか不慮の事態にあった時、漢方薬のありがたみが分かります。
以下はクラシエが支援している漢方薬の普及サイト。
漢方薬理論がすべて正しいとは言えませんが、勉強になる内容がもりたくさんです。
(おわり)
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