生理前に便秘ぎみは、虫垂炎の手術後の癒着が一つの原因!盲腸は切ってはいけない!

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【※本記事は2019-08-12更新しました】

 

こんにちは。李哲です。

今日は私の施術例をもとに、虫垂炎の手術は必ず腸の癒着を引き起こし、癒着が原因で便秘ぎみになることを述べました。

 

虫垂(盲腸)は体に必要な臓器なので、なるべく取らないで下さい。

 

 

20年前の虫垂炎手術してから、生理前に便秘ぎみで盲腸のあたりが痛くなる女性

 

2018年1月17日。

一人の女性、30代。

10代のときに急性虫垂炎で、盲腸の手術をしてます。つまり、彼女は盲腸がありません。

 

20年たった今、彼女は生理前によく便秘ぎみで、盲腸のあたりが痛くなり、お腹の痛みは後ろの腰.お尻まで広がる時がある。生理が始まると便が出る当時に、盲腸のあたりの痛みも消えるそうです。

 

今がちょうど生理前なので、盲腸のあたりが痛い。 

 

鍼治療1回で胃腸が動いて、便が出ると楽になる

 

足三里穴の下で圧痛点を探ってみたら、左足のほうにありました。鍼をしたのは圧痛点に1本のみ。

 

20分後に鍼を取ったけど、盲腸のあたりの痛みは消えてない。ただし、腸がゴロゴロ動いてガスが動く感じがしたそうです。トイレに行ってきた後は、少し便が出て楽になったと言ってました。

 

1回では治らないと思うので、引き続き鍼治療が必要です。

 

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生理前に便秘になりやすい症状は、今までたくさん聞きました。

彼女の場合は、盲腸を切っているので、余計に盲腸のあたりで便がつまる。だから、盲腸炎みたいに痛くなるのです。

 

解決法は、便を順調に出すこと。

 

お腹の手術すると、必ず腸の癒着が起きる

 

20年前に手術して、傷口も綺麗に縫っていると言っても、メスを入れてるので硬い結合組織になり、少なからず多からず癒着が起きます。

 

皮膚に大きなケガをすると、何年経った後でもあとが残ります。

皮膚の再生能力は、身体で一番強い。 

皮膚すらあとが残るのに、体内の組織は綺麗に治ると思いますか?

 

盲腸を切ったあと、その周辺は結合組織になり、硬くなるので血液がうまく通りません。癒着がひどい人は手術後まもなく、腸閉塞になります。

 

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軽い癒着でも後々になって、彼女みたいに生理前になると著しく便秘ぎみになるのです。

 

解決法は鍼治療もしくは漢方薬。

とにかく硬くなった結合組織の周り、血の巡りを良くすれば自力で治ります。人間には素晴らしい自己修復能力があるから。

 

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急性の虫垂炎は鍼だけでも治せるので、手術は要らない

 

最初の急性虫垂炎も、鍼治療若しくは漢方薬に頼れば、後々になってこんな事にはなりません。以下の記事でも書いたように、鍼治療の効果はとてもいいのです。

 

急性の虫垂炎も鍼で治る?

びっくりしないで下さい。

今まで私以外に、ほかの漢方医も治していました。詳しくは以下の関連記事をご覧ください。

 

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余談ですが、盲腸は無用な臓器だと思う人。

以下の外部サイト記事をご覧ください。

 

突然の激痛!盲腸(虫垂炎)の新事実 – NHK ガッテン! – NHKオンライン

 

無用の長物と考えられていた虫垂の免疫学的意義を解明~炎症性腸疾患 …

 

盲腸は必要があるから、生まれつきであるわけです。

盲腸は無用だという無知な発言は、もう止めましょう! 

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