【※本記事は2019-04-24更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事です。
お父さん:糖尿病は胃熱が強いので、冷たい水を飲みたがる
手足の裏を見せてもらったら、前回よりは著しく変わってなかったです。
お父さんが言うのは、「血糖値 が高いから仕方がないんだ。やっぱり中国に戻ったらインスリン注射をしないとダメだ。あと10年くらい生きれば良いだろう。知り合いは20年、30年も注射してるけど、まだ生きているよ!」
私はお父さんに言いました。
「インスリン注射は取り返しができない道です。副作用で苦しむ時は、後悔しても逆戻りができない!鍼灸若しくは漢方薬でも良くなるので、焦らないで下さい!」
隣のおばさんとお母さんから話を聞いたら、お父さんはとても暑がりで、1日冷たい水を2本飲むそうです。いくら寒い日でも飲む。
私はお父さんにその原因を教えました。
「胃熱が強いので、冷たい水を飲みたがります。今度漢方薬を飲んでみましょう」
鍼も効果はあるけど、時間がかかるので、もっと近道の漢方薬を試す事をしたのです。
ベースは白虎加人参湯。
ただし、日本製の漢方薬は買わない。
石膏を200gを使いたいので、粉薬はそんな大量に石膏を入れてないから、お父さんが飲んでもちっとも効果がない。
1日だけ飲ませるつもりですが、おそらく効果はすぐ分かると思います。
その時、お父さんは漢方薬の効果を認めて、中国に帰った後も自ら漢方薬を続けるでしょう。
糖尿病によく見かける
①すごく水を飲む
②すごくご飯を食べる
③頻尿
このような自覚症状は、鍼治療若しくは漢方薬で治せます。何ヶ月か時間をくれれば。
インスリン注射の騒動が終わったら、お母さんは遠い親戚のオジサンの話をしました。
そのオジサンは、糖尿病なのに薬も飲まない。注射もしない。(医者嫌いな人)
ひたすら毎日自転車に乗って、おばさんたちが集まる広場に行って、皆と一緒に踊る。
食事療法も兼用して、今は体重がすごく落ちたし、元気ピンピン。
隣のおばさんはこの話を聞いて、お父さんを説得してました。
「踊るのも良いじゃないですか?運動になりますよ」
お母さんとお父さんは、「毎日1万歩歩くようにしよう!」と話してました。本当にそうなれば良いですね。
今日の鍼も、刺して少し回したらお父さんは響きに耐えず、うわうわと騒いでました。
お母さん:膝痛のために新しいツボを使用
今までの鍼の効果が薄い感じだから、今日は詳しく痛い場所など聞きました。
特に左膝を曲げる時に、ボキボキと音がして膝の外上部を触ると痛いそうです。
私が触ってみたら、右の梁丘穴下にボキボキ動く所がある。
今日はいつもの鍼と違って、ほかのツボを使いました。
うつ伏せでは、腎兪、京門、大チュウ、大腸兪。
仰向けでは、足三里、陰市、梁丘下0.5寸、陰市、陽陵泉から陰陵泉につなげる、絶骨から三陰交穴につなげる。
胃の痛み減っているけどまだ残っているので、上脘、中脘、下脘を刺しました。
おばあちゃん:ゲップが出るのは、まだ少し残っている
内膝眼、外膝眼など刺す膝五鍼は、響くのが強くてとても嫌がっていました。
今日は違うツボで代用して、腰痛と膝痛の為の鍼をしました。
腎兪、京門、大腸兪、束骨。
陽陵泉から陰陵泉につなげる、絶骨から三陰交穴につなげる。
ゲップがまだ残っているので、上脘、中脘、下脘を刺しました。
3番目のおばさん:尿閉は改善された
腎兪、京門、大腸兪、大チュウ、天柱。
陰陵泉、地機、三陰交穴。
尿閉は前回の鍼をして、そして八味地黄丸を飲んでから良くなったそうです。まだ出にくい時があるけど、以前みたいに出なくて焦る程度ではない。
膝周りの膝五鍼は、膝痛がだいぶ良いので刺してないです。
この膝五鍼は、親族たちの一番嫌がるもの。
雀啄術の時、素早く鍼を出したり刺したりするので、膝中の響きがとても強いから。
しかし、これは膝痛を治すとても有効なやり方です。
一般的な膝痛は、何回かで良くなります。
その夜、晩ごはんを食べる時、ビックリした光景がありました。
スープに味の素を入れる人が3人。
おばあちゃんは一番大量に入れて、韓国のオジサンまで入れすぎだと言ってました。
2番めに入れるのは、お父さん。
3番目に量が多いのは、韓国のオジサン。
味の素は、腎臓を傷つけます。
これはニハイシャ先生から教わったもの。
味の素だけではなく、食べて喉がすごく渇くのは、みんな腎臓がやられているからです。
お父さんは健康に気をつけて、雑穀米ばかり食べていると言うけど、意外なところで罠にかかっていました。
2007/10/24追加:
翌朝には朝ご飯の後、皆に10分ずつ腰を揉んでから仕事に出ました。
お父さんは冗談を言ったけど、やっぱりマッサージの方が良い。痛気持ちいいから。鍼はもう受けるのが憂鬱だ。
~続き~
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