
寝違いで首が曲がらないのは、整体+カッサー療法ですぐ治る
寝違いで首が曲がらない、肩が上がらない、後ろを見ることができないのは1回でほぼ治った
こんにちは。李哲です。
今日は鍼治療の例ではなく、カッサーと整体と刺絡の症例です。
2017/11/17。
朝、日本にいるおじさんから、急の電話が入りました。
今朝起きたら寝違えて首が回らない。仕事で車運転が必須なのに、首が回らないから後ろが見えなくて大変だそうです。
おじさんは急いで昼間に来ました。
首を回して痛いのは、右の首と頭の繋がる所(風池穴あたり)から肩にかけて。そして、右肩周りも痛くて肩が上がりません。
鍼の場合、左の絶骨穴に1本だけ刺せば良いけど、鍼を怖がっていたので指でちょっと押しました。あとは、カッサー療法。首から肩周りにかけて、大量の赤黒い点々が出ました。
施術は20分くらいで終わりました。
肩はだいぶ良くなって、腕がかなり回る。首も左右に曲がれるし、痛くない。朝は車運転の時、痛くてずっと首を揉んでいたそうです。
「すぐ来て良かった!」とおじさんは言ってました。
つらい症状がある時は、なるべく早く来たほうが治りが早いです。以下はもう一人の鍼治療例。参考になると幸いです。
痛風で親指が痛いのは、刺絡してすぐ軽くなった
おじさんは痛風もあって、まだ治ってないみたいです。私が見たら左の親指は腫れたまま。以前よりは腫れが引いたけど、歩く時にまだ痛いそうです。
鍼をすれば良くなると勧めたけど、鍼は要らないと言うので、簡単な刺絡をしてあげました。
黒い血を何滴か出した後、おじさんが嘆きながら言うのは「足が軽くなった。もっと腫れて歩けなかった時に刺絡すれば良かったな…」
本当は鍼のほうが良いけど、仕方がないので折衷の方法(刺絡)を選びました。いつか鍼を求めて来たら、やってあげようと思います。
鍼灸院始めてから、整体もカッサーも久しぶりです。おじさんは鍼を怖がっていたので、整体の技も知って良かったと思いました。今でも首肩の硬結がひどい患者さんは、たまに指で押す。鍼だけで足りない時があるので、その時は役に立ちます。
つらい症状が良くなるんであれば、カッサー・整体・鍼灸…何でも使うのが当院の考え方です。
(おわり)
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