母のアスピリンで起きた逆流性食道炎、父の皮膚改善、親族の膝痛・足のつり・ヘルニア手術後のしびれを改善した親族たちの鍼灸記録(7/13)

家族の鍼治療シリーズ(全13話)のまとめページです。

腰痛・膝痛・坐骨神経痛・胃酸逆流・糖尿病・皮膚症状・尿閉など、 家族の多様な症状が鍼灸・漢方・整体でどう変化したのかを時系列で記録しています。

治療の効果、生活習慣の影響、手術後の難しさ、そして「縁」が支える治療の本質まで、 すべてを一つに整理した総まとめページです。

👉 シリーズ全体はこちら https://li-hari.net/sinzoku-hari-tiryou-13wa-matome

こんにちは、李哲です。

家族の鍼治療シリーズ第7話です。 今回は、母がアスピリンで逆流性食道炎を発作した日父の皮膚が改善してきた様子祖母の膝痛と足のつりの原因日本のオジサンの朝たち改善、 そして 韓国のおばさんのヘルニア手術後のしびれなど、 7人を同時に施術した記録です。

鍼灸・漢方・整体を組み合わせた治療のリアルをまとめました。

施術日は2017/10/09、鍼を受けたのは7人。
前回の治療内容は以下をご覧ください。

✅️ この記事で分かること

1.母がアスピリンで逆流性食道炎を発作し、長い鍼で即改善した臨床例
2.父の皮膚の剥けが改善し、歩行力も向上してきた変化
3.祖母の膝痛・足のつりの原因が「肝血虚」にあること
4.日本のオジサンが関元の鍼で朝たちが改善する理由と反応
5.韓国のおばさんのヘルニア手術後のしびれが少し緩和した経過
6.鍼灸・漢方・整体を7人同時に行った“家族治療のリアル”

目次

お父さん|皮膚の剥けが改善

お尻の筋肉の痛みは、まだあり。
ただし、前よりはだいぶ歩ける。

手足の裏の皮が剥けるのは良くなった。隣のお母さんが見た時も、「前より良いんじゃない?」と言ってました。

カメラで取るのを忘れましたが、次回はちゃんと撮ります。

お母さん:アスピリンで逆流性食道炎が発作 

胃痛が治らず長い鍼に変えたら即改善

腰痛はマシになっている。
膝痛はまだあり。
前よりは歩けるけど、まだ長い距離は歩けない。

この前の、3日連続の旅行の時、膝痛が心配でコッソリアスピリンを飲んだそうです。

その後から胃痛が始まり、今日も治ってないと言うので、中脘.上脘.下脘.内関で対策を立てました。しかし、鍼を抜いた後でも痛いと言う。

中脘・下脘・上脘・神阙を赤丸と赤枠で示し、「胃脘」と表記した女性の腹部イラスト。
胃脘エリアの主要ツボ(中脘・下脘・上脘・神阙)を示したイラスト。胃の不調や逆流性食道炎の施術説明に使用。

他の人の鍼が終わった後、もう一回刺しました。
今度は長い針(3寸)の鍼で、中脘と上脘だけ。

20分置いて抜いたけど、抜いた時は胃痛が消えました。さっき刺したのは1寸5分の鍼なので、おそらく届いてなかった。

アスピリンの危険性

私はお母さんに言いました。
アスピリンは胃酸逆流を起こすので、飲まないで下さい。お母さんの口の中が酸っぱいのも胃酸逆流です」

隣の韓国のおばさんはアスピリンの話を聞いて、すぐ話し出しました。
「うちは30年前からアスピリンだけは飲んでないよ。本当に害が大きいから!」

お母さんもアスピリン飲んでから胃痛があるので、アスピリンのせいだと分かってました。おそらく飲まなくなるでしょう。

鎮痛剤で胃が荒れる症例

アスピリンを含む鎮痛剤で胃が荒れ、胃痛が起きた患者さんは何人も見ました。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

2番めのおばさん|子宮がんには鍼が効かない?

膝の後ろが、最近また痛くなってきたそうです。おそらく、また西洋薬を飲んだでしょう。

以前と同じように、陰谷.委中.委楊などを刺しました。お腹は関元と気海。足には陰陵泉.地機.三陰交穴。

今日は鍼を回して、鍼の周りに水泡が出てないけど、おばさんは鍼の周りが痒いと言ってました。

おばさんが言うのは、「子宮がんには鍼が全然効いてない。」

私は苦笑いしました。
がん細胞がなくなったら、鍼が効いたと思うのかな?

聞いた話では、おばさんは今後手術を受けるそうです。
鍼とお灸で良くなる可能性があると言ったけど、信じてもらえなかった。

周りの親戚も、癌は手術しないとダメだ!と主張する人ばかり。手術しないでも良くなる可能性がある言うのは、私一人だけ。こんな環境で、手術しないワケがないと思います。

癌は鍼灸で治るのか?
私はじっくり考えてから以下の記事を書きました。参考になると幸いです。

3番目のおばさん:腰痛は変化なし

膝痛は前よりは良い。
しかし、今度は左膝もたまに痛くなる感じ。なので、今日は両膝に鍼をしました。

腰痛は相変わらずあって、コルセット巻いて1日中皆さんの料理を作っているみたいです。

おばあちゃん|膝痛は減ったけど、足がつった 

梁丘穴で痛みが軽減

おばあちゃんのゲップは、前よりは良い。ほんの少しだけ気になる。

胃酸逆流を治す為に、また内関、中脘、下脘、上脘を刺した。

膝痛はあまり変化なし。以前は膝全体的にぼんやり痛かったけど、今日の主訴では右の膝の外側.上が特に痛い。私はおばあちゃんに説明しましたが、広い面積の痛みから狭い痛みになるのは良いこと。

いつもの鍼以外に、左の梁丘穴を追加しました。
鍼を抜いたあと、おばあちゃんは「触ってみたらさっきより痛みが減っている」と喜んでました。

左膝上の梁丘穴を黒い矢印と黒文字で示した線画。
梁丘穴の位置を示した線画。膝の外側の痛みや胃、大腿前面の不調に使われる要穴。

アスピリンの害

おばあちゃんは一日中、ほとんど寝転がっている。歩かないので筋力は衰える一方。膝を支える筋肉がどんどん退化しているので、困難が倍増しています。

お母さんにアスピリンの害の話をして、おばあちゃんにもアスピリン飲まないほうが良いよと教えました。

そしたら、おばあちゃんが言うのは、「中国ではアスピリンが一般的に飲むやつだよ。みんな飲んでいるんだよ。これがないとダメ。」

鍼が終わった後、おばあちゃんはまた薬袋を出して、いろんな色の西洋薬を出して飲む準備をしてました。

🔎合わせて読みたい:薬漬け生活の危険性を中医学的に解説した記事はこちら

足がつる原因(肝血虚)

全部の鍼が終わってしばらくして、おばあちゃんは辛そうな顔をしてました。聞いてみたら、今足がつってすごく痛い。

慌てて陽陵泉に鍼をして回したけど、おばあちゃんは「やはりダメだ、揉みたい、歩きたい!」と言って、すぐ鍼を抜いた。

3番目のおばさんに黒糖湯を準備してもらって、おばあちゃんにあげました。足がつる人、黒糖湯を飲むだけでも緩和するし治ります。

なぜ足がつるのか?
簡単に言うと、肝機能低下。

おばあちゃんが飲む大量の西洋薬を見れば、分かると思います。

西洋薬は肝臓と腎臓を傷つける。
これは西洋薬の教科書にもハッキリ書いています。

🔎合わせて読みたい:足がつる原因と鍼灸で改善した症例はこちら

日本のオジサン|1回鍼をすると2ヶ月持つ

朝起きた時、手がこわばる症状がまた再発した。
あと、マッサージの練習で痛めたのか、左親指の内側が痛い。

鍼をしたツボは、合谷穴から後渓穴までつなげる。右の魚際。関元。

私が関元に刺すのを見て、韓国のおばさんが言ってました。「あ、このツボ知っている。生殖機能が良くなるツボでしょう?」

鍼を受けるオジサンは頷いて、「このツボはすごいよ。翌日から朝たちが戻る。」と答えました。

朝たちは当院の問診内容にある項目。なぜ大事なのか、以下の記事をご覧下さい。

オジサンは、隣でずっとスマホをいじっている韓国のオジサンに話しました。
「お兄さんも鍼して見たら?朝起きた時に手がこわばるでしょう?私は1回受けると2ヶ月は持つよ。」

2番め、3番目のおばさんたちも勧めました。
「お兄さん、腰が痛いと言ったでしょう?やってみたら?何回かやると効き目が出るよ!」

しかし、韓国のオジサンは乗り気はなかったです。 
「やっても無駄だから、俺は良い。」

韓国のおばさん|しびれが少し緩和

1回しか受けてないので、よく分からないそうです。少し痺れなど緩和したかなくらい。

今日刺したツボは、前回とほぼ同じ。あとは絶骨穴を追加。

韓国のおばさんもマッサージをしすぎたのか、手指関節痛があるというので、今日は三間から合谷穴につなげる鍼を追加してあげました。

これでもし効果がなかったら、合谷穴から後渓穴までつなげるつもりです。

↓続きの記事↓

腰痛を改善したほかの症例

🔗妊活・腰痛・冷え性が同時に改善した例

🔗腰痛、坐骨が痛い、咳と血痰が出るのが鍼と漢方薬で治った例

🔗仰向けで腰が痛いのは鍼灸4回で改善した例

🔗腎兪・大腸兪が効かず委中で改善した腰痛症例

🔗慢性腰痛・便秘・睡眠障害が改善した症例

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