こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事。2番めのおばさんの治療記録。
2017年7月18日。
右膝の外側、少し違和感があるので、続けて施術。
あとは、中耳炎と子宮がん。冷え症。
昨日は家の大掃除をしたら、首が寝違いしたみたいに痛いそうです。
後渓穴.束骨など刺したけど、まだ完全に治ってないので、仰向けで承漿穴を刺して首を動かしてもらうようにしました。終わるゴロには、回るのがだいぶ良い。
今日は、目の奥の痛みと偏頭痛があるというので、また太衝と陽陵泉を刺しました。
10分後に鍼を回す時に聞いたら、目の奥と偏頭痛はもうなくなったので、最強の太陽穴から率谷までつなげるのはやらなかったです。
お腹の鍼は、お腹を触った感じだと前より暖かくなってました。
お腹が冷えなければ、子宮がんは徐々に良くなると思います。生理痛も自然に消えるので鎮痛剤も要らなくなる。
今日は、初めて内関を刺してあげました。
心臓を強化して、手の冷えを治すため。
内関を刺したら、「腕が1000kgの物に引かれたように動けない。」とおばさんは言ってました。内関の針を取る時、よく見たら手のひらに汗までかいてました。もちろん、手は暖かくなった。
おばさんは言うのは、「痛すぎて汗をかいたよ」(笑)。
今日は鍼以外に、瘀血を取る為に刺絡もしました。
膝周りにはたくさん紫色の脈があり、刺したらけっこうな黒い血が出た。
膝の外側の痛みはだいぶ良くなったら、今度は右足を伸ばした時、右足の後ろ全体的にツッパるような痛みがあるそうです。
あと、右足の親指と2番めの指の間が荒れている。おばさんは「水虫だから触らないで!」と言ってました。
私は簡単な治療法を教えました。
「スーパーの漬け物コーナーに行けば、焼きミョウバンがあります。大さじ2杯をお湯500mlに溶かして、毎日10分くらい水虫の足を浸けて下さい。3,4日で湿気が取れるので、良くなるはず。水虫は湿気があるから、菌が増殖する。湿気さえなければ菌は自然に消えます。」
前にも話したけど、
中医学には菌とかウィルスを殺す考え方はありません。
中医学は環境を変えます。
その結果、菌とウィルスは居場所がなくなり、自然に消えます。
除菌。
ウィルスを殺す。
こういう西洋医学の屠殺式治療方針とは、全く違う考え方です。
ちなみに、鍼でも水虫は治ります。
例えば三陰交.地機.陰陵泉穴。これは湿気を取るツボ。
かゆみがあったら、肝経の行間.蠡溝など。
消炎鎮痛のツボと、湿気を取るツボを組み合わせば、水虫は根絶できます。
消炎だけして、湿気を取らなかったら、水虫は延々と治りません。
~続き~
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