こんにちは。李哲です。
今日は続きの記事です。
2017年7月4日。
中耳炎はまだ著しい変化はない。
おばさんが言うのは、もう長年の中耳炎だから、2~3回で治るのがおかしい。
そして、おばさんは耳中が少し良くなると、また触りたがる。
私はおばさんに話しました。
「耳中をあまりいじらないで、少し休ませて下さい。」
今日おばさんの主訴は、右のお尻から太腿の後ろが全体的に痛い。寝返りするのも痛がってました。
あとは、目の裏が痛くて、頭の側面もずっと痛い。
両手の手指関節痛、特に右の親指の関節痛がひどい。
お腹のお灸は、この一週間あまりやってないそうです。
今日刺したツボは、委中(左)、陰谷(左)、腎兪、京門、大腸兪。
仰向けで刺したのは関元、中極、気海、中脘、巨闕、陽陵泉、太衝、三陰交、太白、合谷穴から後渓穴までつなげる。
簡単にツボを選んだ理由を説明します。
委中(左)、陰谷(左)は右のお尻から太腿の後ろまでの痛みを治す為。
陽陵泉は偏頭痛の為。
(最強のツボは太陽穴から率谷までつなげる。陽陵泉がダメだったら、次回はこれを考える)
太衝は目の裏の痛みを治す為。
太白は親指の痛みを治す為。
(陰陽五行論で【土生金】。太白は脾経の本穴、属性は土。肺経の金を養う事ができる。親指は肺経の流れる範囲。)
合谷穴から後渓穴までつなげるのは、手の手指関節痛を治す為。
鍼が終わったあと、おばさんは「鍼をすると小便がよく出る?」と質問してました。
「鍼したあと、尿はよく出ます。大便もよく出る。老廃物の処理が進むから。おばさんはお腹と下半身に水が溜まってむくんでいるから、その水は尿から出るはずです。」
帰りにおばさんは、「お店で流しているのはインドの音楽?」と質問してました。
私はこれを聞いて笑いました。
前回、おばさんは音楽があまり聞こえなかったから。
おばさんは言ってないけど、前回よりは進歩しています。
むくみ。身体に水が溜まることに関して、私はおばさんに話しました。
「乳製品.人工的な甘いものを食べると水が溜まるので、気をつけて下さい。外食には乳製品(チーズ.バターを含み).人工的な甘味料を入れたのがたくさんあります。」
「ヨーグルトは食べるけど、甘いものは食べない。」
当日、おばさんは私に水を買ってくれました。
あとでみたら、はちみつレモン水。
中の成分には、何々果糖がある。
鍼したあと、おばさんはその水を飲んで帰ったのです。
自分では飲んでないと言うけど、実際に知らないうちに取っている人、たくさんいるでしょう。
市販の水とお茶には、気をつけないとやられます。成分を必ず確認して下さい。
鍼の専門学校の時を思い出しましたが、一人のクラスメートに言われたことがあります。「李さんは水しか飲まないね。」
鍼の専門学校を通っている3年間。
確かに水しか飲んでないから。
~続き~
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