【※本記事は2020-04-04更新しました】
こんにちは。李哲です。
孫培栄先生の鍼灸治療例を翻訳しました。参考になると幸いです。
口が開かなくて、餓死になりそうな危篤な患者を6回で治癒
莊君、34歲。
出身は山東、住まいは台北県中和鄉。
1955年の秋、突然と口が開かなくなり、焦って両目まで大きくなって、数日も食べられなくて危険な状態に堕ちいました。
同じ故郷の李君の同伴で治療に来ました。
刺したのは合谷、頬車、下關、人中。
計6回で治癒。

口が開かなくて、9日も食べられてない患者を4回で治癒
林君、65歲。
出身地は台湾、住まいは台湾省台中県清水鎮中山路。
症状は口が開かなくなり、9日間も食べられてないです。
1968年10月15日、娘さんの同伴で治療に来ました。
刺したのは合谷穴、頬車、人中、下關。
計4回で治癒。
李哲の説明
顎関節症も口が開かない病名です。
口が開かなくてご飯が食べられてないと危ないですね、患者さんは餓死になるから。
私の経験からみると、顎関節症などは下關もしくは火主(どちらか一つで良い)を刺せば、その場ですぐ口が大きく開けられます。顎関節症は、何回か刺せば簡単に治る。大げさに手術なんかする必要がない。
口が開かないのは、寒気が関節の中に潜んでいるのが大きな原因です。
鍼だとすぐ寒気を追い出せるので、同じ症状を抱えている方は鍼を試して下さい。
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