足の親指感覚がなくなった・麻痺が鍼で劇的改善!山登り後しびれ治療例(1)

山登り10km後に右足底から親指まで感覚が突然麻痺…。正座後のようなしびれが続く女性の鍼灸治療記録(シリーズ1/3)。

わずか数回の施術で「強度が減り、無い時もある」状態に!

冷えや心臓の弱さも関連。中国本場のツボ療法で神経症状がなぜ改善するのか、詳細を追います。

右足親指の感覚麻痺・しびれを訴える女性の足指クローズアップ(両足を広げた上から撮影)
山登り後に右足の足底から親指先まで感覚が麻痺した状態。左足は正常で、右足親指の感覚異常が顕著。

こんにちは。李哲です。
今日は一人の女性の追跡記録です。

3ヶ月生理が止まって、治して卒業したと喜んでいた女性です。今回は違う症状でまた来ました。

以下はその記録です。

2016年11月9日。
1回目。

山登りで10km歩いたら、最初は両方のアキレス腱が痛くなり、その後は右足の足底にずっと感覚が麻痺している。正座したあとのしびれみたいな感覚。

彼女が言うのは、踵の方はまだ良いけど、足裏の真ん中あたりから親指先までがしびれるような感覚。左足は麻痺の感覚がない。

刺したツボは、太谿、腎関、陽陵泉。公孫(左、1寸5分刺す)。大陵(左。労宮に向かって1寸5分刺す)。

大陵穴の位置図(左手首を拳にして垂直に立て、赤丸で大陵穴を示した画像)
大陵穴(左手)。労宮に向かって1寸5分刺入。心包経の原穴で、手先のしびれや心臓関連症状に有効。記事内で「大陵(左。労宮に向かって1寸5分刺す)」と使用。

最後の10分位は、鍼を全部取って、左の三間から後渓までつなげる。左の火主(1寸5分入る)を刺して、同時に右足の指のグッパー運動をするように教えました。

施術後、鍼の響きが残っていて、右足の感覚がどうなっているかはよく分からないそうです。

関連記事:脊柱管狭窄症手術後「一生治らない」と言われた足のしびれ・感覚麻痺が鍼1回で劇的改善!体験談

2016年11月11日。
2回目。

彼女が言うのは、右の親指の真ん中あたりから親指先まで感覚が鈍い。山登りの時、寒くて足が大変だったそうです。

私が思うのは、そうとうの寒気にやられ血がうまく通ってない。

刺したツボは、左の太谿、太衝、木斗(董氏奇穴)、木留(董氏奇穴)、霊骨(董氏奇穴)、大白(董氏奇穴)。百会。

董氏奇穴「霊骨穴」「大白穴」「重魁穴」を赤丸で示した手の骨格レントゲン風画像(中国語表記)
董氏奇穴「霊骨穴」「大白穴」「重魁穴」を赤丸で示した手の骨格レントゲン風画像。腰痛や足の症状時に手の代用ツボとして使用可能。事故などで足ツボが使えない場合の有効な代替例。

置鍼して15分後に、鍼を回しに入ったら、右の親指がコントロールしやすくなったと言ってました。前回は指全部の感覚がおかしかったけど、今日は親指だけなので、進歩はしていると思います。

2016年11月15日。
3回目。

右足の親指の感覚マヒは相変わらず。
右足をカバーして歩くせいで、左足のアキレス腱が痛くなってきた。

 関連記事:アキレス腱の痛みを鍼灸で治療!半年の痛みが4回でほぼ解消、首肩こり・冷え性も改善

この前、風邪を引いて葛根湯2袋を飲んだら頭痛は治ったけど、食欲は全然ない。

今日刺したツボは、太谿。公孫。足三里。復溜(左)。湧泉(左)。合谷穴(左)。中白(左)(最後のツボは董氏奇穴)

最後に彼女は気になる症状を話しました。

たまに手先の感覚がしびれる。
これは心臓がまだ弱いのを示すので、次回は関元.巨闕などを追加するつもりです。

関連記事:ツボ「関元」は生理痛・edだけではなく、万病に効く滋養強壮のツボでもある

2016年11月17日。
4回目。

食欲不振は治って、ご飯が普通に食べられる。
右足の親指の感覚マヒ、強度が減っている。
たまに無い時もある。

おっ?治ったかも?と思ったらまた再発。
手先のしびれは、寒い時になりやすいそうです。

今日刺したツボは、内関穴(右)。関元。巨闕。太谿。火硬、火主、三肩(最後の3つは董氏奇穴)。

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