足の甲の痒い発疹は約3ヶ月で治った:私自身の結節性紅斑を鍼と刺絡療法で治した例(下)

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こんにちは、李哲です。
足の甲が痒くて垂れていた発疹、続きの治療記録です。前回の内容は以下をご覧ください。

以下は続きの記録です。

2016.9.14
上のかさぶたは剥がれたけど、下の皮膚はまだ荒れている。関連画像は以下の通りです。

上にはかさぶたができたけど、下にはまだ浸出液がただれている

2016.9.16
刺絡療法を行ったあと、大量の黒い血とネバネバする湿気と泡状の血が出ている。

2016.9.21
乾燥し始めたけど、完治はしてない。かさぶたになってないから。

結節性紅斑、垂れている部位が、やっとかさぶたになり始めた

2016.9.22
痒くて垂れているところは、徐々に良くなっていますが、私が思ったより治りが悪い!
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改善はしているけど、進歩が緩やか

2016.9.24
痒くて掻いたせいか、何箇所からまた炎症の液体が出るようになった。そして痒い。
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掻いたせいで、浸出液がまた再発!

2016.9.29
まだ赤く垂れている部位があります。もちろん、痒みもあって辛いです。
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改善はしたけど、まだ赤くて痒い部位がある

2016.10.15
痒くはないけど、まだまだかさぶたになってくれない。
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かゆみが治り、かさぶたができるまであと一歩の感じ

2016.11.4
だいぶ皮膚がきれいになり、あとは色素が薄くなるのを待つだけです。鍼治療は、もうしてない。
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太衝、陥谷、三陰交は主力のツボ。
途中で董氏奇穴の駟馬も使用したことがあります。

昼休憩中にお弁当を食べ終わって、その後は足に針を刺したまま仮眠をとる。忙しい日はできないので、平均で週2回くらい鍼を刺し。

炎症の液体が垂れる時は、自作のミョウバン水で湿気を取って、早くかさぶたができるようにしました。ミョウバン水が湿気をとる作用は、以下の記事でも説明しました。参考になると幸いです。

計算するとだいたい3ヶ月。
かなり時間をかけましたが、鍼でだいぶ落ち着いて良かったです。適切な漢方薬があったら、もっと早く治ったかも知れません。最近の翻訳文として、以下の治療例があるのでご覧ください。

今まで自分の施術経験は何回か書きました。
鍼灸師がいろんな病気になるなんて、私は恥だと思いません。

鍼灸師も普通の人間です。
病気にならないように気をつけてはいますが、必ず病気にならないとは限らない。病気にならない人間は、むしろ雲の上の存在だと思います。

何も知らない昔は、容易にステロイド軟膏を使ったかも知れません。しかし、今は鍼など解決策があるので、副作用だらけの西洋薬には手を出さない。なにかあった時は、自分で解決します。

(おわり)

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