【※本記事は2020-03-17更新しました】
こんにちは。李哲です。
今日は倪海厦(ニハイシャ)先生の治療日記。
病院の薬の副作用で起きた心臓発作、肝臓がんの諸症状が改善、全身性強皮症(SSc)の原因、胸のシコリが1ヶ月で30%小さくなり、生理の量が増えた女性…など数人の治療内容が入っています。
元の中国語リンク先は、
- 病院の薬の副作用で起きた心臓発作と、その前兆
- 肝臓がんの両足のむくみは消えて、貧血は治り、1日の便通は3回になった
- 乾癬はレーザー治療のせいで、漢方薬の効果が出ない
- 血液透析が漢方薬で治ったけど、全身性強皮症(SSc)になった女性
- 全身性強皮症(SSc)の原因は、過度なショッキング・ストレス
- 左胸のしこりが30%小さくなり、生理の量も増えて、生理痛もない
病院の薬の副作用で起きた心臓発作と、その前兆
2010.8.20
今日きた中国人の夫婦。
奥さんの病状は面白かったです。
- 胸が苦しい
- 胸から背中までつながって痛い
- 肩こりがひどくて、倦怠感がある
- 睡眠は夜1時に目が覚める
- 便秘
- 両足は氷みたいに冷たい
以上の症状は、すでに心臓発作の前兆です。
両肩が硬いのは、心弁膜症からくる特殊な症状。
特に両足は氷みたいに冷たいのは、心臓に問題があることを証明しています。
以上のすべての症状は、病院の薬を飲んでから現れました。
彼女の胸痛が背中までつながって痛いのは、寒気と湿気が原因。診療所の漢唐32番しか治せません。
便秘症は寒実に属して、夜中の1時に目が覚めるのは、肝臓に薬の毒素がたまってるからです。なので、私は処方箋に寒実を解決する生薬と、肝臓の毒素を出す生薬を入れました。
このような心臓病は、中医学の治療では簡単です。
完治するだけではなくて、突発性の心臓病発作も予防できる。
彼女の例が、一つの明らかな証です。
西洋薬は病気を引き起こすけど、中医学は病気が治せます。
肝臓がんの両足のむくみは消えて、貧血は治り、1日の便通は3回になった
肝臓がんの患者さん。
今日3回目の診察です。
主な症状の変化は、
- 両足のむくみは消えた
- 腹部の膨満感はまだある
- 望診での顔色はとても良い
- 両手のひらは赤色なので、貧血はない
- 便通は1日3回。2日だけ1日7回、もう一日は8回も出た
- 睡眠はまだ良いほう。夜中の3時から3時半の間は目が覚めて、他の時間帯は寝られる
問診で分かったのは、彼女の飲食に問題があります。
彼女はカナダに住んでいて、こちらに治療しに来た時は旅館に泊まっています。食べ物も簡単なものばかり。彼女は悪い食べ物が心配で、トウモロコシ.青野菜ばかり取っていたのです。
私は彼女に話しました。
「こんな時こそ、質が良い食べ物を食べないといけないです。そして良く休む。こうしないと、癌に勝つ確率が少ないです。
現在のあなたの食事では栄養不良になります.
栄養が足りない時は、腹水症も治りません。」
私は彼女に中華料理屋を紹介しました。
同時に食べ物を選ぶコツを教えて、米麺類をたくさん食べる事を教えました。
これで腹水症は治る可能性があります。
じゃなかったら、彼女は今の食事で栄養不良で死にます。
過去の歴史上、たくさんの天災の記載がありました。
路上で死体を見た時、どうやって餓死した人だと判断するか?
簡単です。
お腹が腫れていたら、餓死した人です。
現在、彼女は食べ物が心配で、米・麺類を食べていない。
だから、下半身の浮腫が完全に取れないし、お腹の張りも減らないのです。
一般的に肝臓がん患者さんの腹水症が治るときは、下半身の浮腫も一緒に治ります。
以下は西洋薬で悪化した肝臓がんを救って来た例。参考にしてください。
乾癬はレーザー治療のせいで、漢方薬の効果が出ない
皮膚が乾燥するあの退職した看護師。
前回の治療内容は以下の記事にあります。
この何ヶ月はレーザー治療も併用していたので、漢方薬の効果が出なかったです。レーザー治療した結果は、
- 皮膚はレーザーに焼かれて、やけど。
- 両足の内側に、大量の汗をかいてしまう。
今日は完全にレーザー治療を止めて、純粋に漢方薬と鍼灸のみで治療する事をしたのです。これで進歩は加速するでしょう。彼女の次の治療内容は、以下をご覧ください。
血液透析が漢方薬で治ったけど、全身性強皮症(SSc)になった女性
1年前、人工透析を治してあげた患者さん、アメリカ中年女性。今日また診察を受けました。
来た理由は、最近全身性強皮症(SSc)になったのです。
私が見たら胸部、脇、頸部などに、とても硬い皮膚ができている。
以前、彼女の人工透析を治した後、私は彼女の手指関節が異常に硬くて握れないのを発覚しました。
その時、私は彼女に話しました。
「あなたの体内にはまだ問題があります。
これは人工透析と関係ない病気。」
彼女はもう人工透析から開放された喜びで、私の忠告は聞いてなかったです。
今その問題が来ました。
私はやっと分かったけど、両手の関節が硬くて握れないのは、硬皮症の初期症状だったのです。
今日は5日分の煎じ薬を出しました。
来週来た時、また見るつもりです。
彼女は一つ不思議な現象がありました。
両手の真ん中の指、青黒色の所がある。
これは心包経に寒気と湿気が邪魔をしていること。心臓と肺の共同作業がうまくいかない。
これは治さないといけない。
次週は吐き出す方法で、寒気と湿気の痰を出すつもりです。
その後の治療内容は以下をご覧ください。
全身性強皮症(SSc)の原因は、過度なショッキング・ストレス
私の硬皮症に対する考え方は、患者さんはもともと寒気と湿気が関節.体内にあります。しかし、まだ病気を起こす程度までは行ってない。
家庭紛争.親族の死去など、患者さんは過度のショッキング・ストレスで、全身性強皮症(SSc)を引き起こすのです。
今までの治療経験だと、全身性強皮症(SSc)の患者さんはみんな親族が亡くなってから発作しています。
西洋医学は、今でも全身性強皮症(SSc)の原因が分かっていません。治療もできない。患者さんが死ぬのを待つだけです。
全身性強皮症(SSc)の患者さんの寿命はそれぞれ。大体1年から3年でしょう。
左胸のしこりが30%小さくなり、生理の量も増えて、生理痛もない
一人の女性。テキサス州から来ました。
1966年生まれ、胸にしこりがあります。
2010年7月9日が初診。
当時、問診では左胸にしこりがある。気づいたのは8~9年前。
2003年に押すと痛みを感じ始め、2006年にはしこりが大きくなっている。子どもを産んでからしこりができたそうです。
当時は母乳の出すぎて、西洋医学は強力で母乳を絞りきって、その後から乳房のシコリができたのです。
問診で分かるのは、
- 寒がり、両足はまだ暖かい
- 乳首は凹んでない
- 寝汗をかかない
- 左乳房のシコリは、熱くなったり寒くなったりする
- 生理の量は、以前の半分くらいしかない
- 生理の周期は早まった
- 喉は渇かない
私の診断は、まだ余っている母乳が左の乳房にある。
余っているのを取り除けば良いです。
私は断言します。
彼女は本当の乳がんではない。
誤診される乳がんはとても多いです。
乳腺症は中医学の治療ですぐ効果が見られます。以下は一つの例、参考にしてください。
私は処方箋を出して、同時に漢唐2番を飲むことを薦めました。同じ処方は8月19日まで続き、ずっと処方箋を変えてない。
彼女から連絡が来たけど、左胸のしこりは30%小さくなった。処方箋は変わらず、続けてシコリがなくなるまで飲むことを薦めました。
彼女は漢方薬を飲んでから来た生理の量は、前より多い。生理痛もなくて、だるさもありません。
彼女の例が証すのは、女性の母乳は生理と同じもの。
関連の説明は乳がん論文をご覧ください。
中国の『君子』と言うのは、人材です。
その定義は、何かのトラブルを解決できる人。
『庸才』と言うのは、問題を複雑化にする人。
『小人』と言うのは、専門的にトラブルを作り出し、同時に他人のせいにするやつ。
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