プロゲステロンの副作用で失明した患者。冷え症、不眠、頭痛、倦怠感がある乳がん患者、タモキシフェンの副作用に耐えられず漢方薬治療に来た。

西洋薬の副作用で失明し、歩けなくなった女性がいます。

また、タモキシフェンの強烈な副作用で日常生活が崩壊した乳がん患者もいます。

本記事では、倪海厦(ニハイシャ)先生の臨床記録をもとに、中医学がどのように視力・体力・睡眠を回復させたのかを解説します。

※中医学の第一人者、アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療例、2010年08月09日跟診之診療日誌を李哲が完全翻訳しました。

目次

プロゲステロンで失明し、歩けなくなった女性の症例

4年前から始まった足のしびれ

一人の女性、1970年生まれ。ミシガン州から来ました。

初診時、彼女の両目は失明。
両足でちゃんと歩けない。

彼女が言うのは、4年前から両足にしびれが始まり、今は上の膝までしびれる。

プロゲステロン服用後に突然の失明

西洋医学は遺伝子が原因だといい、同時に彼女の生理の出血量が多すぎるので、西洋薬のプロゲステロン(Progestenous)を処方しました。処方した目的は、生理の量を減らすため。

しかし、プロゲステロンを飲んで2週間後に失明し、見えなくなりました。

プロゲステロンを含む女性ホルモン剤は、副作用がたくさんあります。以下の記事で臨床例があるので、どうぞご覧ください。

望診・問診で分かった「上熱下寒」と肝の薬物中毒

望診で分かるのは、眼球が上がって両目に力がない。

問診の結果は以下のとおり。

  • 睡眠はまだ良い
  • 寝汗がある
  • 便通は不規則
  • 喉は渇く、冷たい飲み物がほしがる
  • 両足は氷みたいに冷たい
  • 生理は正常

私の診断は、上熱下寒。
同時に肝臓が薬物中毒。
だから、失明しています。

視神経症(Optic Neuropathy)を引き起こした西洋薬の副作用

彼女は最初、足のニューロパチーだけでした。今は西洋薬の副作用で、視神経症(Optic Neuropathy)にもなっています。

西洋医学の治療で、どんどん悪くなっている。
治療すればするほど悪化した症例は、ほかにもたくさんあります。以下は一つの例、どうぞご覧ください。

鍼灸による視力回復への取り組み

彼女の旦那さんは歯科医です。
旦那さんのお父さんは、アメリカで有名な外科医。肺葉切除(lobectomy)を発明した人。この手術のおかげで、患者さんは半分の肺を切り取る手術が要らなくなった。部分的な手術だけで済む。

私は話したことがあります。
「患者さんに有利であれば、なんでも支持します。」

今は嫁さんに起きた問題、これは西洋薬の副作用で、ひょっとしたら終身的な障害かも知れません。私はなるべく鍼灸で、視力を回復できるように努力します。どれだけ効果が出るかは、まだ分かりません。

🔎あわせて読みたい:緑内障で失明したのを鍼で治した例2つ

タモキシフェン副作用に耐えられず中医学治療を求めた乳がん患者

手術後に続くタモキシフェンの強烈な副作用

一人のアメリカ白人女性。1960年生まれ、ペンシルベニア州から来ました。

1年前に検査で右側の乳がんだと言われ、手術で部分的に乳房を切り取り、その後はタモキシフェン(Tamoxfen) を飲まされました。病院の先生が言うのは、「5年連続で飲む必要がある。」

彼女は飲み始めてから強烈なタモキシフェンの副作用で止めるしかなかったです。中医学の治療を求めてきたのは、体内のエストロゲンバランスを何とかしてほしいからです。

冷え、不眠、頭痛、倦怠感などの全身症状

彼女の症状は、

  • 体力がない
  • 食欲が強すぎ
  • 倦怠感
  • 頭痛
  • 不眠症
  • 毎晩寝汗をかく
  • 脈診では細小、沈脈
  • 普段は寒がり
  • 手足は氷みたいに冷たい
  • 右側の胸は左より熱い
  • 喉は渇く、温かい飲み物をほしがる
  • 右側の大腿部、がんからくる骨痛v
  • 毎晩2時に目が覚めるのは、すでに3年くらい続いている
夜中に不眠で悩む女性が布団に座り込むイラスト。隣の目覚まし時計と窓の月と星、頭のモヤモヤ線が不眠症のつらさを表している。
夜中に眠れず困っている女性の様子を描いたイラスト

脈診・体質から見える「冷え」と「肝ダメージ」

彼女は体内の冷えがひどいです。
冷えを取る生薬を使わないといけない。また、タモキシフェン で肝臓のダメージが強いです。

彼女はアメリカ人だから、私はまだ受け入れます。もし、中国人がこちらに来る前に生検もしくは手術をしたら、私は一切診察しません。ほかの診療所に行ってください。

李哲の説明:上記の乳がんと糖尿病で失明した女性、続きの治療記録があります。以下の記事、どうぞご覧ください。

🔗漢方薬で失明が回復!乳がん、逆流性食道炎、てんかんの驚くべき治療効果

中医学治療で起きた変化と回復例

視力回復の臨床例

視力低下は加齢だけでなく、薬物や体質の乱れでも起こります。
中医学では原因に応じて、血流改善・気の巡り・臓腑の調整を行います。

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🔗 視力0.1→0.2へ回復した末期乳がんの鍼治療

乳がん患者の不眠・冷え・骨痛の改善

乳がん治療後の不調は、薬の副作用と体力低下が重なることで悪化します。
漢方薬と鍼灸は、睡眠・冷え・痛みの改善に有効です。

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西洋医学治療との違いと中医学の強み

西洋医学は病変そのものを治療し、中医学は体全体のバランスを整えます。
両者を理解することで、より良い治療選択が可能になります。

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🔗 中医学とは?西洋医学との8つの違い

🔗 心臓はなぜ治るのか|中医学の治療理論まとめ

  1. 倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。

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