こんにちは。
李哲です。
第一回目の卒業認定試験が終わり、ホッとしてます。休めるのは数日しかありませんが。
学校のテスト、国家試験に出るのは、ほとんど西洋医学の解剖学.病理学.生理学内容。
鍼灸でよく治す肩こり.頭痛.腰痛など、西洋医学の筋肉.神経系の知識をメインにして説明している。
西洋医学の知識は、目に見えるものが多くて理解しやすいかも知れない。
しかし、西洋医学の知識で鍼灸の治療を説明するのは、う~~ん?と思います。
簡単な理屈上ですが、鍼灸は5000年以上の歴史がある。
西洋医学は誕生してから、せいぜい200年くらい。
200歳の人が5000歳の人を指導するのは、筋が通らないと思います。
実力派だから歳と関係なし。
という方は、ちょっと待って下さい。
西洋医学の治療効果はそこまで無いです。
少なくとも私が見たのは、西洋医学の治療が無効でこちらに来てる患者さんばかり。
もう一つ、よくある事を例にしますが、風邪を西洋医学の薬で治す。特に子どもの風邪。
病院の薬(解熱剤など)を使うと、子どもはどんどん風邪をひきやすくなります。1年に1,2回から半年に1,2回になる。ひょっとしたら1ヶ月に2回引くかも知れない。
なぜわが子が弱くなっているか?
疑問に思ったことがないですか?
中医学の漢方薬治療に任せた場合は違います。
風邪をひく回数はどんどん減る。
何故かと言うと、漢方薬治療は本当に体を治す療法だから。
中医学のもう一つ:鍼灸でも風邪を治せます。
そして、鍼灸には風邪のワクチン(ツボ)まである。
先に言いますが、ツボの名前は「身柱」。
この1個のツボだけで良い。
3,4回針を刺せば、風邪を引かなくなるそうです。
鍼灸は何の薬物も注入しません。
これでなんか副作用が出ると思いますか?
来年、無事に資格が取れれば、このようなツボワクチンもやってみたいと思います。
学校の先生から教わったのは、心筋梗塞.てんかん.脳血栓症.脳梗塞.糖尿病…などは鍼灸に合わない。さっさと病院に行かせたほうが良い。
ニハイシャ先生の鍼灸理論を習ってきた私にとって、このような考え方は残念です。
学生さんはそれが本当だと思って、治せなくても自分のせいだと思わないから。
将来、臨床で治せないものがあった時は、先に自分のレベルを疑ってもっと磨くべき。
漢方薬.鍼灸は神様みたいに、なんでも治せるものではありません。
しかし、①治療時期を逃せなければ、②腕が良い先生に会えば、ほぼすべての病気が治ります。
病気になったら、鍼灸.漢方薬を第一選択として選ぶ。
中医学の先生が一番先に診察.治療する。
世の中がこうなれば、病気で亡くなる方も激減すると思います。
しかし、私が年取って死ぬ日までは実現できなさそう…
追記:
皆さんは眠れない時、本を読みますか?
私が見つけた最強の睡眠導入剤は、解剖学の過去問。
寝る前に読むとすぐ寝ちゃいます。
寝付きが悪い人は、難しい本を読むのは良いかも知れません。試して下さい。
コメント