こんにちは。李哲です。
今日は運動に関していろいろ話してみたいと思います。
鍼灸専門学校の先生から聞いたことあります。
交感神経のみ支配してるのは、腎臓(副腎).脾臓.立毛筋など。
つまり、運動などで腎臓(副腎).脾臓が働く。
じっとするだけでは動きません。
臓器の説明を簡単にしますが、副腎は闘争逃走の時に、エネルギーを提供する臓器。
緊急時にすごいパワーを出すので、普段は走れない人でも、ものすごいスピードで走れるし重い物が運べます。
腎臓は中医学の理論ではとても大事。
脳を養って、寿命を決めるから。
それ以外に大小便をコントロールし.黒髪を維持する。歯が丈夫で記憶力も落ちない。骨が丈夫で骨粗鬆症にもならない。
脾臓は西洋医学では重視されてないと言うか、手術で切り取るのもあるくらい。
しかし、脾臓がないと、将来的に食欲.筋力などが落ちて体がとてもだるくなります。
西洋医学はこれを知っている。
だから、脾臓の摘出後にはステロイド剤などを処方して、食欲と体の重だるいのを改善しようとしてます。
しかし、ステロイド剤の害は皆さんも知っているように、福より害のほうが大きい。
中医学では『脾主四肢』、『腎主骨』と言います。
四肢の運動は脾臓が管理している。
骨は腎臓が管理している。
逆に言うと、四肢の運動で脾臓と腎臓を鍛える事ができる。
現代人は生まれてすぐワクチン接種。
大人になってから人工的な塩.コーヒー.白砂糖と人工甘味料が入っているお菓子.ケーキ。乳製品など食べて、脾臓と腎臓が汚染されて弱っている人が多い。
その上に運動不足。
脾臓と腎臓が更に弱まります。
今よく見かける痛風.糖尿病。
脾臓のトラブルが大きな原因です。
昔の人は、農作業労働が多かったので、運動不足で脾臓が弱い人はいなかった。
だから、貧しい農民たちは痛風とか糖尿病にならない。
中国の昔は、糖尿病.痛風は高級な病気(富貴病)だと言われてます。金持ちの人が良いもの食べ過ぎて、労働もしないからこんな病気になるわけ。
デスクワークが増えた今は、運動不足の人が多い。食べ物もめちゃくちゃになっている。
だから、痛風.糖尿病は金持ちの人じゃなくてもなっている。
施術中に皆さんに聞いてみたけど、学校時代はみんな運動したそうです。
なぜか社会人になってから、運動しない人が増えている。
仕事で疲れているからが理由かも知れませんが、運動しないと更に臓器が弱まって疲れやすくなります。
常識的に人間は動物。
動物は「動」くべきである。
動けなくなった動物は、死ぬのを待つしかありません。
臨床で聞かれた質問、痔の患者さんはどうすれば治るか?
簡単です。
痔は座りすぎてなる病気。
職業を変えて、田舎に行って農作業をすれば治る。
じっと座ってる時間がないから。
コメント