こんにちは、李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療例、死亡氣色與潰爛手掌を翻訳しました。心不全で死にかけた患者を救ってきた例と、原因不明な皮膚病、乳がんなどの治療内容。中医学の心不全治療、どのように乳がんを診断しているのかが分かります。
心不全で死にかけた患者、両足が暖かくなって体力は回復し、睡眠がとても良くなった
11/01/2006、曇り。
死亡の顔色が映った患者さん、今日また診察に来て鍼灸治療も受けました。顔色は正常に戻って、生徒さんは私たちのネットワーク上で写真を見ることができます。彼の例は前回の記事で書きました。
今日鍼灸したツボは、公孫、内関、天突、巨闕、関元。耳にも心臓の反射区に円皮鍼を埋めました。
煎じ薬の中、生のトリカブトは1日6銭、だいたい21.6g。彼は今日までの8日間、182.8gの生附子(生のトリカブト)を飲み、病状はずっと進歩しています。
彼は今日私に話したました。
「両足はやっと暖かくなり、体力は回復して、睡眠はとても良いです」
彼の奥さんは、脳神経外科の先生です。
今中医学の治療効果を眼の前にして、奥さんは中医学の勉強を始めようとしてます。
ご主人も治せない医学を勉強して、どこに使うんですか?
心不全には生のトリカブトを使わないと治せない
今日時間があるので、皆さんに説明したいと思います。
彼はすでにベースメーカーを入れています。心臓の上に2本の電源ケーブル、動脈には4本のバイパスが入っているけど、心臓は調子が悪くて、心筋梗塞になりました。
彼の治療例から分かりますが、加工したトリカブトは無効。生のトリカブトを使わないとダメです。
しかし、生のトリカブトを使うのは私と私が教えた生徒さん。私はほかの中医学の先生が使うのを見たことありません。これが中医学が没落した一つの原因です。
たくさんの医学名著と大事な生薬が失われ、「中医学は重病が治せない」と言われています。本当のことは、漢方薬の治療効果はとても良い!
上記の治療例、西洋医学は治せないと、すでに両手を上げました。 彼がもし私のところに来なかったら、確実に死にます。
彼はまだアメリカにいて良かったです。なぜなら、地元の中医学の先生は彼みたいな重病は、すぐ病院に送る。そして、病院の治療が無効になった時、患者さんは最後私のところに来るから。
手のひらが爛れて痒いのは漢方薬・鍼で著しく改善
一人の患者さん、手がただれのは1ヶ月経っています。先週、診察に来ました。忙しくて書けなかったけど、写真だけは撮らせてもらいました。
今日、患者さんは再診察に来ました。
手掌の爛れは、だいぶ良くなっています。
初診の時、手掌はとても痒くて、掻いてたらただれて膿が出てるのに、痒みは全く変わらない。私はパッと見ただけで分かりました。これは血液中に毒素があるのが原因です。手掌は、また心と心包の経絡が通る道。
すべての痒みは、肝臓から来てます。
肝臓は血を蓄える臓器、心臓は血を生じる臓器。
私は心包経絡の間使と合谷穴、曲池を刺して、粉薬で手掌に塗るように渡しました。(処方箋は保留します)
今日、患者さんが来て話したのは、前回針をして粉薬を塗ったあと、効果が良かったけど昨日と今日は少し悪化した。
カルテを見たら、私があげたのは5日分の漢方薬しかない。だから、2日も漢方薬がなかったのです。今度私は十分な漢方薬を出して、同じツボを刺しました。
このような病気は、まれかも知れません。しかし、中医学の先生は、何でも治せるようにしないといけない。
見たこともない病気でも、中医学の生理学.病理学理論が強ければ、処方箋を組み立てて、解決できます。
以下の二枚は、治療する前の写真。
(治療後の写真はなぜか表示されないので、引用できてない。)

手のひらが爛れて痒いのは鍼と漢方薬で著しく改善

手のひらが爛れて痒いのは鍼と漢方薬で著しく改善
このような病気、西洋医学の皮膚科医も何が原因か分かっていません。彼らはステロイド剤しか知らない。しかし、ステロイドも効き目がありません。ドチにせよ、中医学治療は西洋医学より有効。これが一つの証です。
乳がん検査には、マンモグラフィーが要らない!
今日、私の常連患者。
92歳の女性。
彼女は左乳房が痛くて病院の検査を受けたら、「マンモグラフィをしましょう」と言われました。しかし、彼女は拒否。息子さんと喧嘩しながら、「中医師のところしかいかない」と言って来ました。
彼女が言うのは、「絶対西洋医学の治療を受けない」。診察室に入って、彼女はホッとしてました。
皆さん、あなたは92歳の判断力を信じますか?平均寿命が54歳しかない、西洋医学の先生の話を信じますか?
私は一つのツボを押したら、彼女は「痛い痛い」と叫んでました。
私はすぐ分かりました。
これは乳がんではない。
過度の母乳が胸に貯まってできた塊です。
私は彼女に話しました。
「あなたは乳がんではない。サプリメントと乳製品と牛乳を止める必要があります」
彼女は素直に話しました。
「最近は牛乳を飲み過ぎたかも…」
このような西洋医学治療が入ってない病気、中医学にとって難しいことはない。西洋医学の過度な検査こそ、乳がんの本当の原因です。
だから、私は女性によく言います。
「マンモグラフィ検査はしないで!
あなたが乳がんになって欲しくないからです。」
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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