こんにちは、李哲です。
倪海夏(ニハイシャ)先生1の治療日記:知道的好還是不知道的好?(二個案例)を翻訳しました。
この症例を通して、「知らぬが仏」の言葉を覚えてほしいです。患者さんは病名を知らないほうが、元気に長生きできます。癌だと知らされた方が、恐怖で怯えながら死に向かうことになる。
たくさんの薬を飲んでも乳がんから肺に転移
05/06/2006、土曜日。
昨日の最後に来た患者さんは親子でした。
お母さんは乳癌が肺に転移した人で、「中医学と西洋医学の併用療法で癌を治してほしい」と言ってました。私がパッと見たら、彼女が飲んでいる薬はたくさんありました。
- 腫瘍の薬。
- 肺がんの薬。
- 抗不安薬。
- 骨粗しょう症の薬。
たくさん飲んでいるのに乳癌が肺に転移し、彼女はパニック状態になっていました。
私は彼女に聞いてみました。
「あなたはたくさんの薬を飲んでいるけど、結局癌が転移しています。西洋薬はやめてくれますか?」
彼女はびっくりして、私に西洋薬の良さを説明しました。
顔の骨が溶ける副作用を知っていても薬を止めない
私は彼女に聞きました。
「そんなに西洋薬を信じるなら、なんでまた抗不安薬を飲んでいますか?漢方を飲んで、もし癌が転移したら、あなたはきっと漢方のせいにして、西洋薬のせいにしないでしょう?」
私はまた聞きました。
「フォサマック(Forsamx)の宣伝内容は骨の強化する薬だけど、顔の顴骨が溶けて終身障害になる副作用が発覚され、今は訴えられてニュースになっています。あなたはこのニュース知っていますか?」
彼女の答えはなんと、「知っています!だから、定期的に歯医者さんに顴骨が大丈夫かをチェックしてもらっています」
彼女はフォサマック(Forsamx)のお陰で、骨の密度が少し上がっていると満足してました。
西洋医学を信じ込む患者は、中医学でも治せない
私は心のなかから、彼女はもう救えないと思いました。彼女の体は西洋薬に汚染され、頭まで西洋医学に洗脳されている。
我々中医学の治療で一番難しいのは病気ではなくて、患者さんの考え方を治すこと。このような患者さんは、我々は治せない。
彼女はフォサマック(Forsamx)が顴骨を壊す事を知っていながら、飲み続けようとしています。西洋医学を信じているから。
効かない西洋薬を飲み続けるのは、「効くだろう」と自分を騙す行為
私は彼女に正直に言うしかなかったです。
「私は治療できません。あなたの主治医が”治療できない!”と公表して治療を放棄したら、中医学治療に来てください。あなたはフォサマック(Forsamx)で顴骨の終身障害になることを知っていながらも飲んでいます。主治医を神様だと思っているから、なんでも従っている。
あなたの癌細胞は、すでにあちこちに転移してます。これは抗癌剤が効かない事を証明しています。また、抗癌剤は厳重な副作用がたくさんあるのに、止めようともしない。
あなたは心のなかで、西洋薬が効かない事を知っているけど、薬が効いてると自分を騙し続けている。あなたが効かない薬を飲み続けるのは、自分を慰める為だけ。
私の話は間違っていますか?
はっきり言いますが、このような西洋薬、私は信じません。西洋薬で癌が良くなった患者、今まで見たことがありません!中医学は治療できないので、もう帰って下さい!」
私の話を聞いて、彼女は更にパニック状態になりました。なぜなら、彼女は私が話した長寿村から来た住民。長寿村の人たちは、みんな私の名前を知っている。村のたくさんの癌患者は、私の治療で良くなっています。
彼女は私の「治療できない!」話を聞いた瞬間、失神して倒れそうになりました。
私が話したは正直な内容。
しかし、正直な話は衝撃的なものばかりです。
患者は自分が癌だと知らないほうが長生きする
今日、もう一人の患者さん。
前回、腹痛で来た人です。
今日、彼が来て話したのは、病院の生検で肝臓がんだと診断されたそうです。彼は西洋医学の治療を信じないから、「レザー治療をしなさい!」と先生に言われたけど、こちらに来ました。
彼はずっと高血圧症で、漢方を飲んでから調子が良くなっています。裏で私がずっと彼の肝臓を治しているから。
14年前の1992年、彼はC型肝炎になりました。西洋医学の先生は、きっと「C型肝炎で肝臓がんになった」と判断したでしょう。
彼の肝臓、私は最初から問題があることを知っています。でも、私は肝臓がんだと言ってない。自分が癌だと知らない方が、患者さんは長生きするから。
だから、私はいつも大した事がないように言います。
患者さんの精神的負担がかからないように。
癌は誰でも持っている、健康診断はあら捜し!
私はずっと健診を反対してます。
なぜなら、誰でもがん細胞を持っているから。
世の中の100歳を超えて死んだ方。解剖すれば必ず西洋医学で言ういろんな癌があります。肝臓がん、腎臓がん、すい臓がん、肺がんなど。しかし、断言できるのは長寿した者は癌で死んだのではなくて、年を取り過ぎて死んでいます。
だから、私はずっと疑っています。
癌は本当に致命的な病気か?
本当のことは、製薬会社が医療機器を使い、あらゆる方法でがん細胞を見つけたがる。乾いた雑巾を絞って、水を1滴でも出そうとするのと同じ。これはアラ探しです!
がん患者は病名を聞いた時、すでに精神崩壊になっています。そして、判断する知恵もなくなり、間違った西洋医学も鵜呑みにして、西洋医学の過度治療で死んでいる。
逆に、長生きした人は、健診すら行きません。自分ががんであることも知らないから、毎日楽しく生活できます。これこそ長生きの本当の理由!
肝臓がんは痛みがない
彼は今回1週間も便通がなくて、腸閉塞で激しい腹痛があり、病院の検査を受けたついでに「肝臓がんがある」と言われました。
西洋医学の先生はみんな知っています。肝臓は血液を貯める臓器で、中には血管がとても多い。中医学の理論では、「肝藏血」と言います。肝臓には神経があまり入ってないので、肝臓がんは痛みがありません。
彼は腹痛で行ったら、放射線検査と生検で肝臓がんだと言わました。
- 放射線は癌になる一つの原因。
- 生検は肝臓の組織を痛める。
- 鎮痛剤は更に肝臓を壊す。
彼の腹痛は腸閉塞から来て、肝臓の痛みではありません。だから、彼は鎮痛剤を飲んでも腹痛は消えないのです。
病院に行ってなんの役に立つのか?
皆さん、病院に行ってナンの役に立つと思いますか?
もしあなたが検査に行かなかったら、自分が肝臓がんだと知らない。そうすると、あなたは気持ち余裕で生活するはず。
病気を知って、何が変わりますか?
病気を知ったから、体が良くなり、生活が楽しくなりますか?
「早期診断」を売りにする西洋医学が、治してくれると思いますか?
上記の患者さんは、西洋医学の様々な検査をしたけど、腹痛がまったく治っていません!
先月、台湾大学医学院のスーパードクター。患者さんを検査した後、自分を検査してみたら腫瘍がみつかり、慌てて知っている治療法を全部試しました。そして、3ヶ月後には帰らぬ人になりました。当時46歳。
もし、その先生は検査をしてなかったら、いつものように仕事しながら、今でも生きていると思います。絶対3ヶ月で死なない!
患者を治すのは簡単だけど、無知な家族がいると困る
彼は私の治療効果を信じています。しかし、彼の奥さんは病院に脅かされて馬鹿になり、ずっと同じ質問をしていました。「なんで肝臓が痛いですか?」
私はもううんざりでした。
彼を治すのは簡単です。
彼も私を信じているから。
厄介なのは彼の奥さん。
奥さんが毎日泣きながら生活したら、彼はどう生きていけば良いですか?
2番めの治療例は、無知な家族が診察結果を知って、無理やり治療に介入してるから結果がどうなるかは分かりません。
皆さん、以上の2つの例をみて考えてください。
診察結果を知ったほうが良いのか、知らないほうが良いのか?
製薬会社はずっと新薬開発してるけど、たくさんの西洋薬の副作用は癌です。また、西洋医学は病気の既定値を下げて、恐怖を煽ってます。じゃないと儲からないから。製薬会社が祈るのは、毎日たくさんの患者さんが増えること!
病床数が増えるのは、間違った医学の普及が原因である
ちょうど台湾で有名人になった悟ってもない尼僧がいました。尼僧が誓ったのは、「もっとたくさんの病院を作ること」。
本当に無知な人!
正しい医学が普及されたら、みんな元気で楽しく生活できるのに、なんでたくさんの病院が必要ですか?
国の病床数が増えるのは、主流医学が間違っているからです。それなのに、尼僧は皆さんに「病床数を増やしてます!」と嬉しそうに宣伝している。民衆の為にだと思い込んでいるけど、実際には無知で悟ってない人たち。
たくさんの西洋医学の先生+悟ってない尼僧に囲まれた台湾国民は、本当に可愛そうです。
もし台湾の衛生省が道端に医療機器を置いて、無料で通りがかる人を検査すれば、誰でも癌があり、誰でも病気があるはず。そして、民衆はパニック状態になり、尼僧に頼んで病床数を増やしてもらうでしょう。
こうなると、中国は将来統一する必要もなくなります。なぜなら、台湾国民はみんな死体処理で精一杯、統一されるかどうかは、もうどうでもいいからです。
逆にいうと、国民がみんな健康な場合、病床数がどんどん減っていきます。病院に必要なのは緊急救命室だけで、ケガした患者さんを治す。
皆さん、そうすると台湾はどんな国になると思いますか?
私が教えます。
世界の人たちは、みんな台湾に移民したくなります。
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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