こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の治療日記、2-1-06症例を翻訳しました。10年も病院の薬を飲み続けたのに、治ったところか逆に全身の不調が増えたかわいそうな患者さんの例です。
病院の治療を受ければ受けるほど癌の再発・転移が早まった女性
02/01/2006、曇り。
患者さんは女性、1946年生まれ、西洋医学に騙されたもの。
彼女は10年前から、血糖値を下げる薬を飲んでいます。2003年、右足底部に皮膚がんが見つかり手術。同時に、子宮と卵巣の全摘出術。同じ2003年、右そけい部にリンパ癌が見つかり全摘出術。
2005年、子宮頸がんが見つかり、がん細胞はすでにお腹まで拡散。手術を受けたそけい部リンパ癌も、また再発。
彼女はずっと癌の再発に効く西洋薬を使っているけど、薬で心臓病を引き起こし、去年左足が腫れ上がって検査を受けたら、血栓が静脈に詰まっていました。そして、彼女はまた血をサラサラにする西洋薬を飲みはじめました。血をサラサラにすれば、心臓病の予防になると思い込んだでしょう。
いろんな検査.治療を受けているけど、がんはお腹まで拡散して、極端の痛みと過度の肥満症に苦しみながら、いろんな鎮痛剤でなんとか忍び生きています。
皆さん、彼女はどうすれば良いですか?
体調不良の原因を10年前に遡って説明する
現在、患者さんの主な症状は、
- 腰と背中が痛い
- お腹はずっと痛い
- 左足が右足の3倍くらい腫れ上がって、ちゃんと歩けない
- ひどい便秘
- 両足は氷みたいに冷たい
- 不眠症
- 極度の倦怠感
なぜこんな状況になったか、皆さんに説明します。
10年前に戻ります。
彼女は西洋医学の「高血糖症は心臓病を引き起こす」話を信じて、毎日血糖値を下げる薬を飲みました。
彼女は知らないでしょう。 薬で下がった糖分は、体外に排出されていません。ずっと下半身に溜まっています。また、彼女はビタミン剤など飲んでいるから、下半身に余計な栄養が溜まり、がん細胞の最適な飯になっています。だから、足裏に皮膚がんができる。
同時に、過度の栄養がお腹に溜まっているから、子宮がんになっています。子宮と卵巣の全摘出術を受けても、子宮がんになるのです。そして、隣のリンパにも癌細胞が拡散。
彼女は以下の事実を知っていない。
心臓病を引き起こすのは西洋薬で、糖尿病ではありません。
右足の静脈に詰まった血塊は、西洋薬の副作用から来ています。癌の手術を受けたあと、がん細胞の拡散を予防する西洋薬は、さらに心臓病を作り出す。
「あなたが飲んでいる血をサラサラにする西洋薬は、ネズミを殺す薬です!」と私が事実を言ったら、彼女は怒りすぎて泣いてました。(台湾の仏教慈済総合医院の副院長はテレビで、「殺鼠剤ではない」と嘘を言っていますね)
現在、アメリカの西洋医学の先生は、本来の薬以外に鎮痛剤を多めに出すだけで、何の役にも立ってない。しかし、鎮痛剤は肝機能障害を引き起こし、ひどい便秘になり最後は肝臓がんになります。
患者が10年間飲んで来た西洋薬の副作用
彼女が10年飲んできたのは、以下の通りです。
1.Senna–Stool softener 。
スツール付き軟便剤。
常用している鎮痛剤の副作用、便秘を治す為に飲んでいる。
2. Glyduride–Diabetes (グリブリド)。
この血糖値を下げる薬は、両足を氷みたいにさせて血塊を作り出す。患者さんは最後、両足の切断と心臓病になります。
3. Lisinopril–Blood pressure (リシノプリル)。
血圧を下げるこの薬の副作用は、腎不全で人工透析になる、後はいろんな癌。
4.Oxycodone–Pain(オキシコドン)。
この薬は肝臓に一番悪い。
ひどい便秘になるだけではなく、肝臓に異変が起きやすい。
5.Lorazepam–Anxiety(ロラゼパム)
この抗うつ剤の副作用は、患者さんの自殺願望が増える。
6. Dexamethasone–Inflamation joint pain (デキサメタゾン)。
この関節痛の薬は、心臓病を引き起こす元凶。
7.Warfrain–Blood thinner(ワルファリン)。
これがネズミを殺す薬。
もともとはネズミを殺す為に使われていたけど、今は人間に飲ませている。
8.Klorcon–Potassium。
このようなミネラル補給剤は要らない。がん細胞の最適な飯になるから。ミネラルは自然な食べ物から得るべきです。
9.Furosmide–Water pill (フロセミド)。
この利尿剤は腎不全を作り出す。同時に、がん細胞が活発になる。
10.Lunesta–Sleeping pill 。
睡眠導入剤の副作用は不安とうつ。
そして、抗うつ剤など飲むと、最後は自殺したくなる。
私は今全力で彼女を救っています。
効果がどのくらい出るか、まだ把握できません。
しかし、私は分かります。
アメリカで私は彼女の最後の希望!
治療後に両足が暖かくなれば、正しい治療法である!
皆さん、第一原則を覚えてください。
自分の体の感覚を信じて。
あなたの体の感覚は、あなたを騙しません。
自覚症状というのは、正常な人であれば、足うらは必ず温かい。皆さんが中医学信者であろうと、西洋医学信者であろうと、構いません。治療を受けてから両足がどんどん暖かくなれば、治る方向に向かってます。続けて受ければ、必ずよくなります。
治療すればするほど、両足が冷たくなる場合、治療が無効であること。すぐ止めて他の治療院を探してください。
これが正しい態度なのです。
今の世界は、金儲けしか考えない西洋医学が主流になっているので、皆さんは、自分を守るやり方を覚えないといけません。
中医学を信じない。
西洋医学を信じない。
どちらでも良いです。
でも、自分の体の感覚を信じないといけません。
あなたの体は、治療が正しいか間違っているか、ずっと教えてくれます。
おわりに
上に書いた女性、彼女は自分の体の感覚を信じてない。西洋医学の治療に任せて10年、彼女の両足はどんどん冷たくなっています。
彼女は検査データばかり見ていて、先進そうな検査機械を信じてました。しかし、結果は?毎日、死神が随時訪れる恐怖の中で生活しています。生活のクオリティーがあるところか、治療を受ければ受けるほど痛みが増えている。
診療所には毎日、たくさんの治療例が起きてます。ただし、最近は「人紀」クラスのテキストを書くために、たくさんは書けない。
皆さん、このような血の教訓から学んでください。
同じミスをおかさないように。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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