こんにちは、李哲です。
「医者のぶっちゃけランキング」を小論の続篇を書きました。前回の内容は以下をご覧ください。
熱いお茶で食道癌になるのか(笑)
テレビで専門家たちは言いました。
「お酒で顔がすぐ赤くなる人は、食道がんになりやすい。熱いお茶を飲むと、食道がんのリスクが上がる。」
タバコよりもコーヒーの方が癌を作り出す
テレビで専門家たちは話しました。
「コーヒーで癌になりやすいのではなく、一緒のタバコが悪い。」
カレーは体に良いものだけど、がん予防効果は大げさ
テレビの専門家たちは話しました。
「胃がん.大腸がん予防にはカレーが良い。」
歯並び悪いと舌癌になる
テレビの専門家たちは話しました。
「歯並び悪いと舌癌になる」
歯並びは自分で決めるものではありません。
笑わせないでほしいです。
すべての癌は源が同じ。
舌癌だけの話ではありません。
癌の知識は、ニハイシャ先生の論文が参考になります。
歯並び悪いのは、脾臓と腎臓の機能が弱い人が多いです。
小さい時から、抗生物質.ワクチン接種などしなかれば、歯並びは良い。
痛風予防にビールor焼酎、どちらを止めるべき?
どちにしろ、少量のお酒(種類を問わず)は、痛風と関係ありません。何故かというと、臨床で私は痛風の患者さんにビールを飲ませているから。彼らはビールを飲んでも、痛風は再発してません。
ただし、大量のお酒は痛風だけでなく、肝硬変.肝臓がんになるのでお気をつけてください。
テレビで専門家たちは「コーヒーは痛風の予防になる」と話しましたが、いったい、コーヒー会社からいくら貰ったでしょう?と疑います。
コーヒーで痛風の予防になるかも知れませんが、膵臓がん・胃がんになるのも確実です。痛風にはなってないけど、余命半年しかない膵臓がんになったら、痛風で痛みの生活を送ったほうがマシではないでしょうか?
うつ病の子供が増えている
テレビ番組で先生は話しました。
「一つ目の原因は、いじめ。
2つ目の原因は、ゲームばかりでコミュニケーションが少ない。」
以上の2つの原因は、あくまで少数だと思います。
そもそもうつ病は、病気ではありません。
落ち込んだり、憂鬱になるのは、誰でもあるから。
西洋医学先生の貴方だって、病院から不当解雇になったら、怒りまくるでしょう?離婚されたり、望んだ昇進ができなかったりしたら落ち込むでしょう?それも病気でしょうか?
中医学の観点から一つ挙げたいのがあります。
冷え症がひどい子供は消極的でマイナス感情が強くて、うつ病みたいになります。この場合は、体温を上げて冷え症を治せば、性格も変わります。

うつ病の子供は、冷え性があるかないかを要チェック!
フィナステリドは薄毛に効果がある
薄毛治療のために、わざわざフィナステリドを使う必要がありません。フィナステリド症候群と言う副作用があります。代表的な副作用はED.精力減退。
中医学の言葉で言うと、これは腎臓の機能を壊すこと。
将来的に腎炎.膀胱炎.尿失禁にもなるし、膀胱癌.腎臓癌にもなる。
髪の毛を増やしたいなら、漢方薬治療を試してください。腕が良い漢方医に出会えば、髪の毛がだいぶ増えます。以下は一つの症例、参考にして下さい。
ニキビ治療は、ケミカルピーリングより漢方・鍼灸の方が良い
どんな化学薬品でも、使う前はその副作用を先に調べるべきです。このケミカルピーリングを調べたら、たくさんの副作用の中に、妊娠中の方はダメだと書いてました。あと、治療する部位に皮膚炎などの炎症がある方。
そもそも、ニキビは皮膚炎でしょう?
ニキビには効果があると言いながら、皮膚炎はダメだと言う。前後の話が矛盾ではないでしょうか?
皮膚炎(ニキビも含め)は、漢方薬.鍼灸の治療効果がバツグンです。敢えて化学薬品で治す必要がありません。以下は一つの症例、参考になると幸いです。
卵子凍結治療には50万~100万円がかかる
ぼんやり覚えてますが、おそらく不妊症治療の話だと思います。
治療の効果はあとにして、この金額はびっくりしました。漢方薬の費用に換算すると、何年飲めるだろう?足ツボ.整体に換算すると、何年施術を受けるだろう?
不妊症の関しては、本ブログでいろいろ書いたことあります。以下は一つの例。
いろいろ厳しい目で批判しましたが、バラエティーで笑わせるものだからいいじゃん!そこまでいちいち弁論する必要があるか?と文句言う人もいるでしょう?
バラエティー番組は、笑い番組として別に良いと思います。
ただし、医学現場での冗談は禁止。
特に間違った理論、まだ検証されてないものは、言うべきではない。
いわゆる栄養学者などの専門学者。
中国語では学者を「専家」と呼びますが、今は皮肉な言葉に変わってます。
専家=専門的に害を及ぼす家伙(やつ)。
信じてはいけないのが、ちょうど専門家の話。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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