こんにちは、李哲です。
ニハイシャ先生1の治療例、故事篇專講案例給大家聽(漢唐中醫倪海廈撰寫)を翻訳しました。
多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ)が1ヶ月で治った患者。12日間で8kgのむくみが取れた患者。治療のタイミングを逃したC型肝炎などの中医学治療が記載されています。
上記の病名に関して漢方薬治療を求める方は、台湾診療所に連絡してみてください。私も研修が行ったことがある診療所で、ニハイシャ先生の弟子が責任持って治療してくれます。
余命5年の多発性骨髄腫患者、1ヶ月の漢方薬で治り、腫瘍マーカーは300からゼロになった
05/29/2005、晴れ。
今日、私は休みを利用して一人の重病患者の訪問診療に行って来ました。68歳のお友達です。
西洋医学の診断では、多発性骨髄腫(たはつせいこつずいしゅ、 Multiple Myeloma (MM))、余命5年だと宣告されました。西洋医学が余命宣告した時は、西洋医学の治療に任せると何年しか生きられないの意味です。
たくさんの愚かな患者は、こんな話を聞いても、西洋医学の治療に任せようとしています。その結果、温順な羊みたいに裁かれて、言われた余命通りに死ぬ。
しかし、彼女は違います。
彼女は西洋医学の先生の話は、どんな意味かを知っている。だから中医学の治療を受けたのです。
最初から最後まで、彼女は診療所に来たことありません。私は彼女と電話で話したこともないです。すべてFAXでの連絡。
彼女が書いた問診表と詳しい自覚症状だけで、私はどんな事かを分かっています。体内が冷え込んで、冷たい水が溜まっているのが原因です。
私は西洋医学の病名なんか、気にしてません。中医師は西洋医学の病名に影響されたらダメです。
3月7日に処方を出して、今日まで約30日の煎じ漢方を飲みました。あと粉薬も。途中で1回だけ処方箋を変えたことがある。
今日、私が会いに行った時、彼女が言うのは、「最初の漢方薬を飲んで病院に検査行ったら、腫瘍マーカーが300から100になり、変えた漢方薬を飲んでまた検査に行ったら、今度は腫瘍マーカーがが0になりました。」
西洋医学の先生は、いったい何が起きたか分からなかったそうです。
この例を挙げるのは、中医学は問診表だけでも治療ができる事を説明したいから。
今日の訪問診療は、無駄な訪問診療になりました。
彼女の多発性骨髄腫は、もう治っているから。
私はただ彼女と世間話とかしただけ。あと、見たこともない私の顔を見せるだけ。
ほかの多発性骨髄腫の漢方薬治療例は、以下の記事を参考ににして下さい。
漢方を飲んだ翌日から冷え性が治り体がポカポカ。むくみすぎて歩けなかったのも治った
二人目の患者は台湾人の女性、50歳。料理屋をやっている人です。
2週間前に問診表を書いて、こちらに送って来ました。
問診表を見ただけで、私は彼女の病気の原因が分かりました。長年の苦労で心臓が弱くなり、腎機能が弱っている。
彼女の詳しい自覚症状は、
- 下半身のむくみ
- 真夏のキッチンで炒め物をしても、汗をかかない
- この1ヶ月、むくみすぎて歩けない
そして病院に行ったら、西洋医学の先生の診断は、「血液検査は正常です。あなたは病気がありません!」
皆さんは、現在分かりました?
西洋医学の健康に対する定義は、とても低いレベル。
西洋医学の検査で、「あなたは病気がある」と言った時はもう遅いです。
彼女は私が処方した漢方を、12日しか飲んでないです。
最初の漢方薬を飲んだ翌日、朝だけでもおしっこが8回出ました。漢方を飲む前はとても寒がりだったのに、飲んだ翌日から体がポカポカ。たくさん汗をかいて、体力が回復して歩けるようになりました。
今日、私が見た時、彼女は8kgダイエットできて、手足も温かくなり、全身のむくみは全部なくなりました。ただし、睡眠の質がまだ悪い。
また無駄な訪問診療になりました。
漢方薬を飲まないで、治療のタイミングを逃した腎機能低下の女性
三人目の例は一つの事を証明します。
医師は縁がある患者しか治せない。
一人の若い奥さん。出産後に腎臓の機能が半分しか残ってない。これは西洋医学の診断です。
私は彼女の問診表を見て、何が原因かを分かりました。
陰陽五行論で、水に勝てるのは土です。
腎臓からくるむくみを治すとき、私たちは最初から脾臓を強化します。
同じように、妊娠した時も赤ちゃんはお腹にできている。
脾臓はお腹周りを管理してます。
つまり、脾臓が胎児の成長を管理してる。
中医学では、「思傷脾」と言います。
一旦、脾臓が傷つけられた場合、最初に影響を受けるのは腎臓です。
彼女の病気は過度の思から来たもの。
だから、私はよく言いますが、「妊婦は気持ちを晴らせないとダメ」
2週間前に彼女に漢方を渡したのに、彼女はまだ飲んでない。今日彼女を見てやっと原因が分かりました。私と話してないから飲んでないそうです。
私はとても不思議です。
何で私と会話してから、漢方を飲みたいと言うのか?「こんにちは」を言うのと、「こんにちは」と文字で書くのは、何が違うんですか?
彼女はこんな事で、治療の最適なチャンスを見逃しています。今日、彼女が私の前に座っていても、なんの役にも立たない結果になりました。
今後から「人紀」生徒さんに教えるために全ての診療が減るから、彼女の治療は直接対面ではなくて問診の連絡でしかできない。しかも、彼女はなんの役にも立たない、西洋医学の検査結果報告書をたくさん持ってきました。
このような報告書、もし役に立つものだったら、なぜ西洋医学は治せなかったでしょうか?
これは自分勝手の決め事で、病気の最適の治療チャンスを逃しているのです。
上で話した二人の女性は、私と会話をしたことがありません。会ったこともないです。しかし、彼女たちはちゃんと漢方薬を飲んで良くなっています。彼女たちより症状が軽い三番目の女性は、まだ治ってない。
今後、2年半くらい私は体力を残して「人紀」生徒さんを教える為に、カリフォルニア州に診察に行かないかも知れません。
私はよく思いますが、治療は縁がある方しかできない。縁がない人は、目前にいても助けることができない。私は心痛いけど、嘆くしかなかったです。
過度な心配症で、C型肝炎の回復が遅い患者
一人のC型肝炎患者。
漢方薬を飲んで1ヶ月くらい。良くなっているけど進歩が遅いです。
私は肝臓がんを治すとき、一番早く改善したのは6週間だけです。なぜただのC型肝炎なのに、こんなに時間がかかるか?
主な原因は過度の心配。
心配ばかりすると、肺を傷つけます。
肺は金に属してる。
金の気が強くならないと、木を綺麗に片付けることができません。肝臓の属性は木だから。
この患者は、過度に自分のC型肝炎を心配していて私に任せてない。毎日心配した結果は、治療がどんどん遅れる。悪化までします。
気持ちから言うと、鬱に勝つのは喜びしかありません。
気持ちと内臓の関連性は、以下の記事で詳しく説明しています。どうぞご参考に。
皆さんは、覚えてください。
治療するとき、患者は医師を信頼しないとダメです。
どう治すかの悩みは、医師に任せて下さい。
自分でいろんな思い込みをしないで!
そうすると、あなたはすぐ回復します。もし医師の実力を疑ったり、「病気で死ぬんじゃないかな?」などの心配ばかりすると、病気が更に悪化するだけです。
将来的に肝臓がんになったら、誰のせいでしょうか?(中間の中国伝統文化を差別する中国人のボロクソ言うところは省略)
ほかの先生も話したけど、体の病気は中医学の先生に任せるべきです。
コレステロールを下げる薬の副作用は記憶喪失、認知症
中医学の問診は、三国誌に出てる諸葛孔明と同じ。テントの中で、千里以外の戦争を指揮して勝てます。
たくさんの中国人は、脈診がないのは中医学ではないと思う。しかし、中国人は知りません。脈診だけで診察するのは「下工」で、本当に病気を治す先生ではない。
たくさんの中国人は、西洋医学の検査報告書を持ってきてます。
これはクソ役にも立たないゴミ!
皆さんに聞きたいです。例えば皆さんは低コレステロール値が良ければ、心臓病の予防になれると思うでしょう?そう思う場合、あなたは終わりです。
私は今まで西洋医学の先生が、コレステロール値を根拠にして、心臓病を治したのを聞いたことがありません!
患者がコレステロールを下げる薬で、心臓病の予防になったのも聞いたことがありません。今日になっても、毎日心臓病で死んでるアメリカ人はたくさんいます。しかも、年々増えている。
もう一つ。
コレステロールを下げる薬を飲んだ結果は、記憶喪失になります。
認知症と言うのは、西洋薬を飲んだ副作用。
西洋薬を信じてる人たちは間違っている治療を信じて、自分の愚かさで死んでいる。
皆さんは、中医学の先生に診てもらう時、自覚症状を詳しく説明すれば良いです。我々傷寒論の処方を使う先生は、あなたが目の前にいなくても治療ができます。
皆さんはこの治療日記を見て、問診表を送らないで下さい。私は返事しません。何故かというと、中国と台湾には買えない生薬がたくさんあるから。私が処方しても無駄です。
漢方薬と鍼灸さえあれば、みんな長生きできる
現在、一番目の例に書いた女性と私は、口約束をしてます。
彼女たちが参加してる「長青会」は、本当の長青会ではない。みんな具合が悪いと言ってます。
彼女たちは「他の方にも中医学を宣伝して、漢方を飲ませたい!」と言ってました。
私は彼女たちと約束してます。
私の指示通りにすれば、本当の長寿健康会になれるから。
漢方と鍼灸さえあれば、一つの団体を長寿健康にさせるのは、なんの難しさがあるでしょうか?
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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