こんにちは。李哲です。
気になるニュースがあったので、リンクとして貼ります。
興味がある方はご覧ください。
オリンピック選手も要注意!? 「トップアスリート3人に1人がかかる病気」は意外なアレ!
上の一番目のニュースには書いてある早稲田大学先生の話:
「確かに、アスリートは体力がありますが、それはパフォーマンスに影響する“行動体力”であり、病気と戦う“防衛体力”(=免疫力)は一般の人と同じか、それ以上に低くなっている場合もある」。
これは相当面白かったですね。
行動体力と免疫力は違う。
皆さんはどう思いますか?
ちなみに、中医学では過度の運動はオススメしません。
中医学の古典「黄帝内経」にも、いろんな養生方法が書いてるけど、激しく長く運動しましょう!などは書いてないです。
「黄帝内経」に書いてるのは、
“五労所傷” :久視傷血,久寝傷气,久座傷肉,久立傷骨,久行傷筋 。
最後の久行傷筋。
中国語での「行」は、歩くの意味です。
つまり、たくさん歩いたり走ったりすると、筋を痛める。
中医学でいうと、筋は肝臓が管理してます。
だから、マラソンなどで肝臓が弱まると言うのです。
お酒を飲まなくても、肝臓は弱くなる。
お酒もけっこう飲むし、マラソンまでしたら、更に肝臓が弱くなる!
東京でマラソンが流行ってるらしいですが、お店に通ってる人にはオススメしません。逆に止めてください!と言います。
こちらでのオススメは、
「一日1時間くらいは歩きなさい。」
「条件があれば、軽いジョギング.ダンベルで筋肉を鍛えるのも良い。」
こちらに通ってる方は、運動不足の人が多いので。
だから、適当に(過度ではない)体を動かすことをすすめてます。
スポーツは体の陽気(エネルギー)を鍛えるいい方法。
ただし、過度の運動は陽気を消耗するだけで、蓄えることができない。
過度かどうかを判断するのは、簡単です。
運動してスッキリした!次の日に体が軽くなって脳がよく働く!などの感じがあればベストです。
逆に疲れた!の感じがしたら、今の体に合わないやり方ですね...
中国武術の発祥地「少林寺」でも、欧米のマラソンなどの練習方法はありません。静かな気功.拳法などがメインです。
中国の一般的な養生方法も、
太極拳とか気功などの静かでのんびりした運動です。
マラソン.ボクシング.テコンドーなどではありません。
これは養生ではなくて、自虐です。
中医学と西洋の鍛え方は、ちょうどうさぎと亀の競走会みたい。
中医学は亀。
西洋のはうさぎ。
結果はどうなったか、日本の皆さんもご存知でしょう。
毎回、筋肉隆々を自慢にしてる人たちを見ると、私は心のなかで笑ってます。
外側の筋肉は確かに格好いいけど、内臓の筋肉はどうやって鍛えてるだろう?
年をとったら、どれだけ健康でいられるか?
ネットでシュワちゃんの昔と今の比べ写真を見て下さい。
今のシュワちゃんは健康的に見えますかね?
私はスポーツ選手が、かわいそうと思います。
若い時に名誉の為に無理して、老後は病気と伴なう生活。
果たしてその努力は価値があったか?
人それぞれ生き方が違って選ぶのは個人の自由ですが、健康面から見ると、西洋のスポーツは楽しむだけでいいもので、職業にするのは不利の所が多い。
養生とはとても思えません。
オリンピックでスポーツが流行るのはいいことでしょう。
ただし、強度など気にしないで無理をするのは、寿命を削るやり方だから気を付けてほしい。
一般人にはいわゆる名誉より、長く健康でいて欲しいですね~
追記:
なぜ李さんは痩せているのに、足ツボ.整体はそんなに痛いか?
疑問を持っている方は、1人だけではないかも知れません。
答えは、少林寺の「易筋経」です。
筋肉隆々の力で押すのではなくて、内側の力を使う。
この力は浸透するのが強い。
だから、ツボに当たるとすごく痛いのです。
「易筋経」は外側と内側の筋.筋肉なども鍛えるし、呼吸を通して気も蓄える。簡易だけど、とても効き目がある運動です。
こんな熱い日は、スイカを丸ごとかじって水分補給して、暇の時は「易筋経」を練習します。
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