激しい嘔吐、下痢、不安障害、不眠症などは3週目でだいぶ改善
こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医学先生:倪海厦(ニハイシャ)先生*1の治療例、故事篇專講案例給大家聽(漢唐中醫倪海廈撰寫)を翻訳しました。様々な症例があるので、参考になると幸いです。
04/27/2005、晴れ。
白人女性、38歳、今日再診に来ました。
漢方薬治療して3週目。
激しい嘔吐と下痢、不安障害、ひどい不眠症はだいぶ良くなりました。
彼女は今日、私に不思議な話をしました。
三ヶ月前、彼女は夢の中で、三人の鬼が彼女の体内に入ろうとしてた。悪夢から起きたあと、彼女は以上の症状が出たのです。
しかし、彼女は最初私に言えなかったです。
精神がおかしいと言われそうだったので。
彼女は教会に助けを求めたことがあったけど効果なし。教会は彼女を本当の精神病患者だと判断したそうです。
彼女が言うのは、
「漢方を飲んでから体内で戦争が起きたみたい。漢方は白色で、体内の邪気が黒色。両軍が交戦した結果、白色の漢方が勝ち。」

漢方薬と邪気が戦って、漢方薬が勝ち!
彼女は体内にまだ黒色の所があるから、漢方を続けて飲まないとダメなのを知っていて、漢方が効いてる事も分かってました。
皆さんはこれは不思議でないですか?
私がカルテに書いた診断は、ただの「少陰症」。
薬を飲み過ぎて両足が痛い・両足に力が入らない患者
白人男性、58歳。以前は製薬会社で働いてました。
診察が始まってすぐ、「たくさんの西洋薬を飲んでいます」と彼は言ってました。種類が多すぎるから、紙に全部書いて来ました。私はその紙を見て、もう一言しか言えない。山ほどある!
私「なぜ今日来ましたか?」
彼「両足に力が入らないです。たとえばスーパーに買い物に行って戻ると、両足がだるくて仕方ないです。そして、夜は両足が痛くて眠れないです。」
私「どうやってここを知ったんですか?」
彼「私の一番の親友が紹介してきました。そして、バーに飲みに行ったら、一緒に飲む友たちもここを紹介しました。船を修理に出した時も、技師がここを紹介しました。スーパーで買い物する時、私が苦しんでいるのを見て、知らない人までここを紹介しました。だから、今日来たのです。」
私は心のなかで思いました。
彼はもう西洋医学の宣伝で、徹底的に洗脳されている。山ほどの西洋薬をどのくらい飲んだか聞いたら、少なくても5年。中には5年以上の薬もあります。
私「みんな劇薬であることを知っていますか?」
彼「もちろん知っています。」
私「両足の問題が出たのは、いつからですか?」
彼「2年前からです。」
診断は以上で終わり。
この診断は医師も要りません。
ホームズだけで十分です。
私は彼に教えました。
「これは西洋薬の副作用です。」
彼の答えはまた意外でした。
「病院の検査では、何が原因か分かりません。西洋薬との因果関係も証明できないと言われました。でも、自分は薬の副作用だと疑っています。」
私は彼に質問しました。
「全ての西洋薬を止めてくれますか?」
彼はビビって話しました。
「ダメですよ!」
その結果、彼は私にボロクソ言われました。
Common senseで考えみて下さい。
西洋薬を止めないで、両足は治りますか?
私の彼を1人のアメリカ人弟子に渡しました。こんな患者と、私はもう話したくもない。
この事例はちょうど一つの事実を証明してます。私は製薬会社を包囲している。
▼李哲の補足説明:
西洋薬を止めてから治療始める、これはニハイシャ先生が診察可能にする一つの条件です。次の記事では、病気が治らない人たちの共通点を書きました。
AIDS治療薬で背中が痛くなった糖尿病患者
男性、37歳。
背中の痛みが3ヶ月続いている。
2年前は糖尿病だと診断されました。しかし、彼は薬を使わないで、食事療法をしています。3ヶ月前に急に背中の痛みが生じて、病院に行ったら血糖値が600!
そして、病院は彼にインシュリン注射しました。
彼をよく見たら、
- 歯がたくさん抜けている
- 頭の前の方はもう、はげている
- 体型はとても細い
- とても情緒不安定で、手の動きが多い
私は彼に聞いてみました。
「覚醒剤中毒者ですか?」
彼は驚いた顔で私を見て頷いてました。
私「刑務所に入ったことありますか?」
彼はまた驚いて、頷いてました。
私「あなたはAIDSがあると言われてないですか?」
彼の頭はもう下がったまま、上がれませんでした。
私は彼に話しました。
「心配しないでください。必ずあなたを助けます。しかし、一つの条件があります。病院の薬を必ず止めて。その毒で、腎臓と肝臓がダメになっています。私はあなたの歯が抜けて、髪の毛が無くなったことで分かります。
この毒と言うのは、ヘロインではなくて、AIDSの治療薬。あなたがAIDS治療薬を止めないと、必ず薬に殺されます。
AIDSは覚せい剤使用後の後遺症で、致命的な病気ではありません。しかし、AIDS治療薬の毒は、あなたを殺す。あなたの背中の痛みも、AIDS治療薬の副作用です。」
私が今日二人の例を挙げたのは、皆さんに知ってほしいのがあります。
西洋薬の副作用で、下半身の激痛が生じる時が多いです。膝、もしくは背中、もしくはふくらはぎが痛くなる。このような痛み、私は何回見たか分かりません。だから、一目ですぐ分かります。
中医学の「望診」だけで診断するためには、豊富な臨床経験と中医学の基礎知識がないとできません。
▼李哲の補足説明:西洋薬の副作用には様々な症状があります。例えば湿疹。また、カポジ肉腫も西洋薬の副作用で起きる病気。ニハイシャ先生は以下の症例で説明しています。
病気を治せる薬と治せない薬、この2種類しかない
ほぼ毎日爆発しそうな診療所、私も疲れきっています。特別な治療例を挙げて、皆さんに中医学はどこまで治療できるかを説明してます。
たくさんの方は、どうすれば肝臓病を治せるかをFAXで聞いてますが、ごめんなさい、私は話せません。一旦どの生薬で治せると言ったら、生薬の値段は一気に上がります。これは私が見たくないこと。
西洋薬の会社は、肺癌治療に効くというイレッサ(Iressa) を庶民が負担できない価格で売っているけど、実はちっとも効かない薬。
皆さん、Common senseで考えてみて下さい。
病気はコントロールできるものですか?
有効性を証明するデータは、全部製薬会社が自分で作り出したもの!
西洋薬の会社は生存率.死亡率などで民衆を騙しているけど、よく考えてみれば分かります。
世の中には2種類の薬しかありません。
病気を治すものと、治せないもの。
中間のやつはありません。
いわゆるコントロールできる薬は、病気を治せないことを証明してます。
肺がんを中医学に任せたら、何の難しさがあるでしょうか?難しいのは、患者と家族が中医学を信じない。中医学の治療に完全に任せないこと!
▼李哲の補足説明:ニハイシャ先生は以下の記事で肺がんの原因、そしていつ治るかも分かる中医学を説明しました。勉強になるので、どうぞご覧ください。
*1:倪海厦(ニハイシャ)先生の紹介文は、リンク先記事をご覧ください。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介します
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