こんにちは、李哲です。
アメリカの著名な中医師、倪海厦(ニハイシャ)先生1の症例、故事篇專講案例給大家聽(漢唐中醫倪海廈撰寫)(2005-4-18発表)を翻訳しました。c型肝炎と鼻炎は漢方薬と鍼で治せることを知ってください。
c型肝炎の食欲不振・便秘・全身がだるいなどの諸症状は、約1ヶ月の漢方薬で完治
2005年4月18日、晴れ。
患者さんは白人男性、56歳。
西洋医学の診断ではC型肝炎。
彼の症状は、
- 全身がだるい
- 食欲不振
- 便秘
- 小便が黄色
- 喉は乾かない
- 不眠症
- 手足が氷みたいに冷たい
- 脈は緩、無力
私「C型肝炎になってから、どのくらい経ってますか?」
彼「1ヶ月半です。」
カルテを見たら、たくさんのビタミン剤と抗生物質を飲んでいると書いてました。
私「これをどのくらい飲んでましたか?」
彼「約一年です。」
私「何のために飲んでました?」
彼「左足の内側の傷口がずっと治らなくて、お医者さんは抗生物質をずっと飲むようにすすめました。そして、何種類のビタミン剤もすすめました。」
私「傷口は治りましたか?」
彼はズボンを上げて見せてくれましたが、まだ治ってません。彼は「この状況が1年くらい続いている」と話していました。
これで全部の診断が終わり。
私は肝臓に溜まっている毒素を出す漢方と、血をさらさらにする漢方、傷口に使う外塗りの漢方などを処方。これで表裏を一緒に治すから、C型肝炎と傷口は両方一緒に治るはずです。
この人は標準的なバカ。
いわゆるC型肝炎。中医学から言うと、太陽から少陽に入り、されに少陰に入って、現在は最後の厥陰段階に入ってます。言い換えると、患者が飲んだ抗生物質はちっとも効果がない。しかも、そのせいでウィルスがどんどん強くなり、体内の一番深いところまで入ってます。
一緒に飲んだビタミン剤は体が食べてないのに、ウィルスが先に食べちゃう。そして活発になり、最後は肝臓の方まで入ってます。
私は毎回C型肝炎を治療するとき、最後には必ず太陽症状が出ます。この時は1日の漢方薬で病気の根本を切ることができます。
私がずっと皆さんに「抗生物質とビタミン剤を飲むな!」と言っている原因は、これです。無効だけではなくて、他の病気も増える!
中医学は肝炎を治すとき、大体1ヶ月くらいかかります。しかし、あなたが同時に西洋薬とビタミン剤を飲むと、治りません!いずれか毒素が肝臓に入って、肝臓がんもしくは肝硬変になります。
風邪の時に抗生物質を飲んで、普段からもいろんなビタミン剤をよく飲めば、最後はC型肝炎になる。
だから、私はずっと言っています。
西洋医学は次から次へと新しい病名を創りだしている。また、一つの病気も治してません。しかも、自分で病気を創りだしていることすら知らない。デタラメの医学としか言えない。
中医学が肝臓の病気を治すのは、とても効果です。ただし、治療効果はあなたが探した先生による。下手くそな先生だったら治りません。あなたは他の先生を探すべきです。
鼻炎と頭痛は鍼した瞬間から良くなった
一人の女性患者さん。
鼻炎がひどくて、6週も経っています。抗生物質を飲んだら、更にひどくなりました。西洋医学の先生は手術する事をすすめましたが、彼女はビビってやりませんでした。
この女性は前回書いた女性より賢い。手術しないで、車3時間かけてここまで来ました。
針で刺したのは、迎香.合谷穴など。刺した瞬間に鼻通りにが良くなり呼吸ができて、頭痛も半分くらいなくなりました。その後、診療所の漢方製品を渡しました。
中医学の治療は、こんなに簡単です。
彼女は運が良いとしか言えない。もしほかの下手くそな先生だったら、手術をすすめられ、最後は破産の運命になり、また一つの悲劇が起きます。
以下は病気治療で破産寸前になった女性の話です。
今日予約したすい臓がんの患者、結局来なかったです。
このアメリカ人、中医学に対して疑い深いからだと思います。本当にバカもの。アメリカのお医者さんが余命6ヶ月しかないと言ったのに、中医学の治療を受けてみて何が損?
今度来たら絶対100%納得できるように治療します。そして、そのスピードがどんなに早いかを皆さんにも教えます。
李哲の説明
1.太陽、少陽などの言葉が分からない方は、以下の記事を参考にしてください。
2.ニハイシャ先生の説明から分かりますが、C型肝炎は抗生物質とビタミン剤、サプリメントなどの使い過ぎが原因です。
この前亡くなった芸能人。
C型肝炎での肝硬変で亡くなったみたいです。
テレビ番組を見て、とても残念だと思いました。
ニハイシャ先生は1ヶ月くらいで肝炎が治ると言っているのに、この方は10年も西洋医学の治療を受けてます。
10年の壮絶な闘病生活。
その結果は何ですか?
なぜ本場の台湾とか中国に行って、漢方.鍼灸を試そうとしなかったでしょうか?
C型肝炎とかB型肝炎とかだと診断された皆さん。この方の後を継がないでください。西洋医学の治療を受けたら、同じ結果になるから。
教訓が目の前にあるのに、それでも教訓にしないで、必死に病院の治療を受けたい人は、もう何も言えません。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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