自分が持っている武器は、整体と足ツボ。
そして生薬と針の知識。
お母さんはまだ骨が丈夫なので整体は2回できたけど、お婆ちゃんは骨がボロボロだからできませんでした。
中医学の勉強はまだ途中だから、不安はけっこうあったけど、もうやるしかなかったです。
お母さんとお婆ちゃん。
二人とも膝の痛みがあるので、最初は針をやりました。
しかし、針を刺してから自分のレベルが、どのくらい下手くそかが分かりました。
正しい場所を刺すと、気が集まって患者はビリビリする感じとかあるのに、8本刺して4本しかそんな感じがない。
だから終わっても楽になる感じがしない。
本当の針だったら、1回でも効果が分かる。
針がダメではなくて、自分のレベルが足りないから、即効性がないだけ。
針を使いこなしたら、1発で効果が出たはずなのに...
すごく悔しくなりました。
まだまだ練習が必要だな...
針はダメで効果がなかったけど、まだ漢方がありました。
これが幸いなこと。
家にいる日にちが6日しかないので、着いた日に急いで漢方を煎じて飲ませました。とりあえず3日飲んで、状況を見て処方を変えるかどうかを判断する。
お婆ちゃんは、「桂枝湯」を元にして、腕の骨折したところを接続する生薬、腎機能強化、血をサラサラにする、膝の痛みを治すための生薬をプラス。
お母さんは「桂枝芍薬知母湯」を元にして、腎機能強化、膝の痛みを治す生薬をプラス。
処方はほぼ同じでした。
中に入ってる生薬は、桂枝20g、附子(製)20g、芍薬25g、三七40g、続段50g、牛膝40g...など。
処方を見て、日本の漢方医はビックリするかも知れません。
附子20g???
殺す気?
ほかの生薬も多すぎだよ!
しかし、私のお母さんはちゃんと生きてます。
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