こんにちは、李哲です。
1年前、30代の女性患者さんがいました。 乳製品と甘いものを止めて、足つぼなど積極的に通い、ある日私に質問があったのです。
「20代の知り合いが一人いるけど、彼女は乳製品も甘いものもたくさん摂っています。でも、彼女は両足が細長いし、顔も綺麗…😨」
自分は一所懸命頑張っているのに、何もしない人のほうが「健康」だから、納得しないでしょう。
私は彼女に話しました。
「自分が健康になっているかどうかは、他人と比べるものではなくて、 1年前・三ヶ月前の自分と比べるべきです。また、足が細くて、顔がモデルみたいに綺麗だからと言って、健康だとは限らないです。」
中医学でいうと健康は、具体的な判断基準があります。ニハイシャ先生1が教えてくれました。健康な人には6つの症状ある。
体に毒を入れて、なんとも無いことはありません。
必ずどちかに現れます。
甘い物、乳製品を食べると体内と体外、両方に影響があります。
体外に現れる悪影響を例えると、足が太くなる・むくみ・朝たちが消える。見た目ですぐ分かるので、「甘い物食べ過ぎたのが原因だろうな」と素人目でも判断できます。
体内に悪影響が出た場合は、見た目ではなくてつらい諸症状として現れます。たとえばなんとなく体が重い、お腹があまり空かなくなった、胃がムカムカする、寝起きがだるい、夢をたくさん見る、便がスッキリ出ない…
以上の症状は、体のSOSサインです。しかし、たくさんの女性たちは無視。もしくは治療が必要な未病を治す段階であることを知らない。
臨床で見ると、体内への悪影響のほうが多いです。つまり、甘い物・乳製品を食べて内臓が悪くなったのを知らない女性が多い。
これは仕方がない事です。中医学の知識があればすぐ察知するけど、知らない人は将来内臓系の病気になってから、やっと体調不良に気づくのです。でも、その時は遅い。漢方薬・鍼灸治療を受けても治すのには時間がかかります。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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