こんにちは、李哲です。
ニハイシャ先生2のニュース評論を翻訳しました。前回は塩に関して話して、今回は油に関する内容です。塩の記事は以下をご覧ください。

砂糖、塩、油。
この3つは日常生活で必ず使う調味料。
私が覚えているのは小さいとき、豚肉を絞った油、もしくは豚肉を炒めたあと鍋に残った白い豚脂を保存容器に入れて使ってました。これが、日本でいうラードでしょう。日本のスーパーに行くとサラダ油がずらっと並んでますね。中には厚生省認可などのラベルを張っているのもありました。
厚生省の認可があるから食べていいものか?
鵜呑みにしないで、情報を良く調べてください。
以下からは翻訳文になります。
琳は勉強に力を入れてる高3学生。ほかの学生と違うのは、彼女は毎日何時間を作っうて、英語の新聞を読んで、アメリカABCテレビニュースなどを見てる。目的は夏休みが終わって、アメリカに留学したいから。
ある日、彼女は新聞で「French Paradox」(フレンチパラドックス)という単語を見て、とても不思議に思いました。インタネットで調べた結果、これは伝統思考を転覆する事実であることを分かりました。
「フレンチパラドックス」と謂うのは、フランス人はアメリカ人より2~3倍の乳油.豚油(ラード).牛油(みんな飽和脂肪酸)を食べているのに、心臓病になる確率はアメリカ人の3分の1しかない。伝統的な脂っこいものを食べるフランス女性は、心臓病になる確率が西洋で一番低い。
これは何故でしょう?
今でもアメリカ科学界は解明できていません。
だから「フレンチパラドックス」だというのです。
この100年以来、アメリカ人は心臓病、高血圧、脳卒中の元凶は乳油.豚油(ラード).牛油などの動物性油だと言ってます。だから、人工的に作られた乳油と植物から精製する工業が発達し始めました。
反対にフランス人、東南アジア人を見ると、毎日食べるのはココナツ油.シュロ油など。このような油は、アメリカ人が避けたくてしょうがない飽和脂肪酸。乳油.豚油.牛油も同じ。台湾のたくさんのお爺ちゃん.お婆ちゃんは、死ぬまで豚油(ラード)を食べていました。それで何か特別に問題はなかったです。

中国人は大昔からラードで料理を作っていた
なんでこんな可笑しいことが起きるでしょう?
自然医学博士陳俊旭が話したのは、油は非常に人体に必要なもの。汚染がない豚油.牛油は、スーパーで売れてる油より遜色はない!
オリーブ.落花生.ゴマなどは大量の油がある種。伝統的な冷圧技術(Cold Press)で、中の油を出すことができます。このように未精製された油は、全部体にいいものです。
しかし、大豆.トウモロコシから作られた油は?
大豆、トウモロコシの含油量がすごく少ないので、先に乾燥させ、次に化学溶剤(通常はヘキサンもしくはガソリン)に漬けてから油を抽出(Extract)。
化学溶剤の中のヘキサン.ベンゼン. メチルベンゼン などは毒があるから、残留量は何十PPM以内に押さえないといけない。だから食用油の製造業は、石油工業と密接な関係がある。
豚油はずっと台湾の伝統的な食用油であります。なので、新しくできたサラダ油.大豆油より安心できます。

大豆油よりラードのほうが安心!
自然医学博士陳俊旭が話によると、乳油.豚油.牛油にはアラキドン酸が入ってます。これがみんなに言われているところ。なぜかというと、アラキドン酸は体に炎症を起こすから。しかし、野菜をたくさん食べて、精製した澱粉を少なめにすれば、その害をなくすことができます。
私たちの祖先も知っていて、このように食べてました。
ラード、牛脂のような油は、アラキドン酸が入ってるけど、体に有益な成分もあります。例えば豚油.オリーブ油.シュロ油にはラウリン酸が入っています。ラウリン酸は抗炎症.抗ウィルス.免疫力UPの作用がある。
豚油.牛油は常温で固態の形をしています。
優れた所は以下の通り。
- 安定性が高い
- 長く保存できる
- 変質しにくい
- 比較的に高温調理に耐える
だから、料理にはサラダ油・ひまわり油より適してます。
これから豚油で作られたチャーハンなど見ても、もう罪悪感は要らないでしょう。
(おわり)
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
倪海厦(ニハイシャ)先生(1954—2012)はアメリカの著名な中医学先生。漢方・鍼灸・風水・占いに精通した天才。「傷寒雑病論」をもとに様々な癌・指定難病を治し、LAST HOPE(最後の希望)だと患者さんに言われました。また、臨床治療を行いながら、たくさんの優秀な中医学先生を育成し、中医学伝授のために努めました。倪海厦(ニハイシャ)先生の生涯を紹介しますで詳しく書きましたので、よかったらご覧ください。
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