こんにちは。李哲です。
「塩の取りすぎは良くない」という間違った理論があるので、訂正するために盐之谜-拨乱反正的传统医学-皮沙士を翻訳しました。体に悪いのは人工的な塩で、天然塩は問題ないと書いてあります。
「塩の取りすぎは良くない」というのは大間違い!
先日、夫婦2人が訪ねてきて、奥さんのカイシは何年の悩み(便秘)があると話してました。
カイシ「なにかいい方法がないですか?でも、前みたいに葉っぱ・根とかは煎じたくないです。」
私「毎朝、お湯に塩を入れて飲めば良いです。」
この話を口に出した瞬間、彼女は喧嘩しそうな勢いで、逆に私を説教し始めました。
「たくさんの資料とか統計数値であらわすのは、塩の取りすぎはダメです。塩で心血管の異変が起きる。塩で動脈硬化が起きる。塩で腎臓の負担が増える。塩で高血圧になる。塩で…」
▼李哲の説明:高血圧の本当の原因は、ニハイシャ先生が書いた小論文をご覧ください。
私は彼女に教えました。
「私の先祖はみんなしょっぱいのが好きでした。しかしこの100年、誰もこんな病気になったことがありません。」
彼女は愕然としてました。
私が知っているアメリカ人の大多数は塩すら食べません。カイシも例外ではないです。原因は、たくさんの報道は民衆に警告しているから。
「塩の取りすぎは良くない!」
しかし、どのくらいの量であれば安全かは決まってないのです。時間が経つことで、アメリカ人は塩の存在すら忘れています。上記のカイシさんみたいに、1杯の薄い塩水でも彼女は受け止められなかったのです。
事実上、塩は人間に必要な重要な物質。
一つの童話では、塩が王位継続権より大事だと言っています。
英語での「salary」、言葉の源は「salt」。本来の意味は、「戦士に塩を配るためのお金」です。
中国では、東漢以来(隋朝を除いて)、塩税は一番大事な国家税収の一つでした。今になって、アメリカでは塩が健康の敵だという考え方、そのからくりは意味深いものです。
産業革命で作られた人工的塩(テーブル塩)
18世紀の産業革命以後、全ての商品は機械で大量生産すれば、コストが下がって利益も増加するようになりました。誰でも必要な塩を、自分の生産ラインに入れれば、大変儲かる商売になるわけです。
▼李哲の説明:現代になってから、ボロ儲けしようとする製薬会社は続出しています。以下の一つの事件。
頭を使って塩を製造する人が現れ、もっとも精錬した塩を作ったのです。1500°Fの高温で分留純化(塩化ナトリウムの沸騰点は1440°F)して、雑物が入ってない人工的な塩を作りました。
この塩の特徴は、
- 粒が小さい
- 湿気にも強い
- くっついて固まらない
- 運送しやすい
- 保存しやすい…など
人工的塩にはミネラルが足りない
人工的な塩のしょっぱさは、天然塩の4分の3しかないです。足りない4分の1は、16種類の人体に必要なミネラル。中にはこのようなミネラルが入っています。
- 大腸をう潤って、排便を手伝う8個の水分子が入ってる硫酸マグネシウム。
- 乾燥した便を出す、10個の水分子を持っている硫酸ナトリウム(生薬でいう芒硝)。
それ以外に、43種類のミネラルも入っています。
(この43種類は、ほかの食べ物からも摂取できる)
▼李哲の説明:芒硝は重要な生薬で、頑固な便秘を治す時に使います。以下は一つの漢方症例、参考になると幸いです。
天然海水の組み合わせは、人間の血液の組み合わせと似ています。
何年か前にカリホルニア州で、太平洋のある海水から来た塩が売れてました。毎日4滴~8滴飲むと、健康にいいと宣伝したけど、正しい情報だと思います。
筋肉細胞中のATP酵素が分解して、ATPがADPに変わるとき、エネルギーを放出して筋肉の力になる。天然塩のある成分は、この化学反応で大事な作用があると思います。
人工的な塩は水に溶けないので、心血管に悪い・腎臓に負担がかかる
ミネラル成分が足りない以外に、完全に水に溶けないのが、人工的な塩(アメリカ人はtablesaltと読んでいる)の致命的なところ。塩が健康によくないと宣伝されたのは、これが主な原因です。
水に完全に溶けないから、心血管の働きが悪くなる→腎臓は一生懸命に働くしかないのです。
人体が必要な塩は、毎日4g~9gくらい。
一般人の食事では、塩分が過量になることがほぼないです。
過去何千年、塩を食べて病気になった人はいません。むしろ塩がなかったら、人類の進化がなかったかも知れません。
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