こんばんは。李哲です。
今日はたまねぎの皮を例にして、重症かどうかを説明します。
最近、Priv Careにこんな患者さんが増えてます。
ツボ押しても痛くない。
これは、普段はありえないことですね。
流れが悪くて途中で止まると、最初は細かいこりだけです。
時間が長くなればなるほど、細かいコリが集まり、
だんだん大きい1つのこりになるのです。
(こりを簡単に言うと、老廃物のかたまり)
それで、大きいこりが一層一層重なって、最後はぶ厚いこりになるのです。
たまねぎの皮みたいに。
中国整体の治療は、外からその皮を一層ずつ剥くのと同じ。
外側の皮が一枚ずつ薄くなったら、中のものが出ます。
こうなると循環がよくなり、末端の組織まで血が届きます。
新鮮な血をもらった神経などは、再びちゃんと働くようになって、
外の刺激に対する痛み、かゆみなどの反応も現れるわけです。
整体をやっても痛みが全然ない人は、けっして身体がいいとか
そういうことではありません。重症です。
健康な人だったら、こんなこり(老廃物のかたまり)もないし、ツボを押した場合は、かなり痛くなるはずです。
なので、ツボの痛みが出るまで続けないとダメです。
外からの刺激に反応があるときまで。
最初は痛くなかったのに、何回かやってから痛くなった。
これは、身体の敏感度が回復しているのを示します。
続けてやれば、自然に戻れますね。
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