患者さんがつらいのに、検査で「正常です」と言われたら、すぐほかの治療院に行きなさい!

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こんにちは、李哲です。

べてぃさん のコメントの内容を基にして、話を少し広げようと思ってます。以下の青い部分がそのコメントです。

5月から息を吸うのも辛いくらい体調が悪くなって、

大きな病院を何件も回って検査をしましたが異常なし。

医者には気のせいだと言われ、絶望的な気持ちに。

だんだん立ってもいられなくなって、しんどいのを

忘れる為に抗不安薬、胃薬などを飲んでまぎらわす毎日。
もう死のうかとも考えました。

それが今月初めにダメもとで「イトオテルミー」と言う温熱療法を一回受けただけで嘘のように治りました!!

調子が悪かったのは「血の巡りが悪かった」のが原因だそうです。

あんなにお金を使って病院に行っても何も解決しなかった。多くの人は病院を信じて苦しみ続けているのでは無いでしょうか。

べてぃさんのブログより

体がつらくて痛くて病院へ行ったのに、“なんにも悪くありません!”と言われる人いるでしょう?目の前の人がつらいと言ってるのに、検査の数値が異常ないからあなたは病気ではありませんと言うし、ひょっとしたら『精神病』だと診断されるかも知れません。

病院の先生はプライドで言えないのもありますが、これは“分かりません!”と同じです。原因が分からないから、治療もできないということ。

西洋医学は原因不明だけど、中医学は独自の理論で治療方法で治した例はたくさんあります。以下は一つの症例、参考になると幸いです。

患者さんの体調不良に対して分からないのが大半だと言いましたが、逆に原因が分かってるのは何%くらいでしょう?原因が分かれば、治療ができるはずですが、毎年様々な原因(仮説)を提出する現代医学は、たいした変化は起こしてません。 

病気で死ぬ人は増えている。
分からない病気は、ずっと分からないまま。

西洋医学の原因不明の病気は多すぎる

この結果になったのは、医療が患者から離れているのが一つの原因だと思います。もちろん、これは最大の原因ではないですが。

昔、西洋医学のお医者さんは、ちゃんと患者の話を聞いてました。それだけではなく、先進そうな機械に頼らないで、触診などの検査がいろいろあったのです。

今はもう変わってます。話を聞くところか、目の前の患者も診ないで、検査数値ばかり見て判断するのです。まるで人間は、数値で組み立てられた製品のように。

健康は数値化できるものか?

人間の体は動態的なもので、いろんな数値は常に変わります。

簡単な例を挙げれば:

  1. 緊張すると血圧が上がる、穏やかになると下がる。
  2. 体が大きい人は、普通の人より血圧が高い。
  3. 年を取ると若い人より血圧は高いです。

決まった数値で、人間の正常な状態を測ろうとしてるのは、無茶なことではないでしょうか?

こんな基準を作る目的は、「患者」を増やそうとしているにしか見えません。よくあるのは、健康診断は健康を守るのが目的ではない、患者さんを発掘するためです。

薬を作る人達は、研究室で没頭して作ってます。頑張ってるのは分かりますが、現場の患者の体調も診てない彼らが、どれだけ効く薬が作れるでしょう?

中国語ではこれを『閉門造車』と言います。意味は、外の実際の状況を把握しないで、家に閉じこもって想像した車を熱心に作って、結局外の道に合わないこと。

中医学は5000年間、ずっと臨床を第一位にする習慣があります。つまり、読書より患者を診ることが大事。実際に、歴史に名前を残している名医は読書ばかりやって、臨床(理論の実践)が少ない人は一人もいません。

理論は実践から離れたら、机上の空論です。

もし、病院の人に『原因不明』『自律失調症』『遺伝子に問題があるかも』…先進そうな病名に付けられた時、もう他のところ探したほうがいいです。

これは、ただの『分からない』の代わりで、言い訳です。原因が分からないと、治療できません。この常識を忘れないで下さい。

原因が分からないと言うところに、身を預けるのも危険すぎです。

(おわり)

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